年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

経験から得たもの

2011-05-24 00:00:00 | Weblog
 周りの友人や知人がよく話すことの一つに孫の来訪に関することがあり、「来てよし、帰ってよし」などと表現してくれる。確かに孫達の来訪は、心踊る思いがする反面、3日もすればジイやバア様が、孫の動きに対して体力的に疲れ果てる、と話してくれることがある。だから3~4日がちょうど、孫達と遊ぶのにいいらしい。しかし、私たち夫婦の場合は、そのようなことはなく、いつまでも孫達と遊びたい気持ちもある。
 長男夫婦がそろって5日間の休みを取るのは、初めてのことらしい。すっかり田舎の空気を吸った二人は、明日からの現実生活に戻ることが、億劫な様子で二人そろって明日からの忙しさを考えるとため息をついている。一方孫のW君はいつものように楽しそうである。
  
 正午の飛行機に乗るために空港までお見送り。明日からの生活に時間との戦いが予想されるところである。途中の中学校を通り過ぎるころ、10数年前にこの学校で一時期不登校を経験した長男が、明日からの都会での生活について、ここで不登校を経験したことがあったからこそ、何も知らない、誰も知り合いのいない、誰も話し相手もいない場所で学生生活を送ることが出来たし、やっていけたと思う・・・などと話してくれた。フト吉本隆明が言っている、閉じこもることの大切さを思い出した。