年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

山菜ですね

2009-04-26 00:00:00 | Weblog
 この時期はなぜか心躍る。柔らかな新緑・生まれたばかりの葉っぱがトンネルになる、そのような山道をゆっくり歩きたい衝動に駆られる。無論目的はウド。M君の所有する山に向かうこと自宅から2時間の距離、県境に位置する。坂本竜馬が土佐藩を脱藩した時に通ったといわれるこの地は静かである。M君と私の二人のみだから私の耳に入る音は彼の声とあとは小鳥のさえずりのみ。二人でせっせとウドを採ることにする。2時間も採れば米袋大のナイロン袋も6袋になった。ウドは香りがよい、山の精霊が閉じこもっているように思う。精霊に遭えるこの日が365日の内でもっとも楽しい。
 今日は寒い、北の大地では雪が降っているとかニュースで報じている。それにつけてもどうしたのだろうか。例年ならば5月4日、5日が私のウドをとる採集の日と決めているのに今年は、先日来高い気温が続いていたためか、10日も早く芽が出ている。
 1年ぶりに会うM君は農協で経理、人事を任されているので苦労話が多いけれど、昼飯に肉を焼きながら聞き役に徹すと、ひょうきんな彼のマネジメント手法の話がおもしろかった。