年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

22日

2008-12-22 00:00:00 | Weblog
 私の周りにいる人の9割方の人は、誰が選挙に選ばれようとも日本は変わらないでしょう、という意見が多かった。変わらないでしょうという人の意見を再び聞きたい気持ちが日頃つのる。別に選挙運動をやる気持ちはまったくないけれど、自分の生活空間のみ焦点をあてて物申す姿勢に犯罪性すら感じるこの頃である。
 今、確かに文化的なものがその地域から生まれるネイティブ性を失い全国画一的方向にまっすぐに突き進んでいる感じが強い。是と非、善と悪、好と嫌、正義と不正義が個々人の感情や思考から発せられるものではなくメディアの電波や活字媒体からうむを言わさず正誤を学ばさせらている・・・そのような錯覚を受ける。通勤電車の車内広告に増えたものに病院の広告、それも心療内科の医院の広告がある。人間関係に苦しみ、自分の将来や健康に不安を覚え、経済的にも不安が増す背景はいったい何なのか、と考える。自分の周りが堅くなってきている、周りに受け入れてくれるか否か、二進法でイエスかノーの道筋をたどりながら解決していくことが難しいのではないかと思う。夜回り先生がよく言っている、それでいいんだよと受容される機会がほとんどなくなってきた。それでいいんだよと大きく包んでくれる空間を待ち望んでいるような人たちが派遣切り対象者とは別にすごいスピードで増えてきている・・・そのように思う1日。師走の最終週の今日も1月からではなく明日から働いて収入を得たい人が大勢自分たちの前に座った。
 燃えるようなケイトウの花が咲いてたのはいつだったか。

免許書換え

2008-12-21 00:00:00 | Weblog
 ニュースでは毎日雇用問題でかまびすしい。派遣労働者が職を失いこの寒風吹きすさむ中住むところがなくなり困っていると報じている。一方その派遣先である企業も世界不況の中生き残るのに必死であるとか、今期のBSは大幅な赤字欠損でのものになるであろうと言っている。私はこの手のニュースになるといつも思うことは、すべての人件費を半分にカットすれば人を減らすことにはならないだろうにと思う。国・県・市町村をはじめ労働者側の賃金をカットしそして役員報酬や役員賞与をことごとく大幅にカットしていけばまだまだ従業員を雇い入れることが出来るだろうにと思う。ところが派遣だけは、賃金において企業は物件費として処理されているのだそうだ。派遣労働者は元々人件費の範疇ではなく物扱いの物件費として勘定科目台帳にあるのだそうだ。会計処理において派遣は、物であったのか・・・
 私が一昨年まで籍を置いていた独立行政法人雇用能力開発機構・センターが旧社名雇用促進事業団の時代に炭鉱労働者等の労働移動に於いて住居を用意して他の産業に就くことを支援していた。その時に建てた住居を売却するために、まず入居している人に出て行ってもらう必要がある。そのための住居明渡し要員を募集していたのがつい先々月である。早く出て行ってもらって売り払う作戦である。入居者との折衝係り求人が出ていたけれどその後どのようになったのかは知らない、しかし、ニュースによるとこの雇用促進事業団が作ったアパートにとりあえず職を失い住居を無くした人に入居してもらうべく措置が取られているとか、また存亡の危機に直面していた雇用能力開発機構が復活せざるを得ない状況になっているとか・・・常に変化する情況を固唾を飲んで見るだけである。
 本日免許書換え講習あり。事故歴があるので優良運転手の免許証ではなくなった。外は12月の冷たい雨が降り続いている。


忘年会6

2008-12-20 00:00:00 | Weblog
 夕方6時から忘年会をしましょう、と言って来たのはバレエスタジオのK先生。先々週から私の顔を見つける度ごと、やりましょうと誘いをかけてもらっていたが、いつも生返事を返していた。ところが今朝の上天気の中、気持ちが高揚していたのかK先生は今晩やりますから人を集めて欲しいと言われた。エッ、何でやるんですかと尋ねると、雉鍋でやりましょう、とのこと。早速スーパーへお買い物。白葱やこんにゃくやらトーフなど、里芋はTさんが畑から掘って用意すると言い、雉肉はK先生の冷蔵庫に大量にあるとか、ビールや酒はそれぞれの参加者宅にお歳暮としていただいたものがあり持参することにした。参加者は6人、今回は男ばかりにつき、男しか話が出来にくいような前立腺肥大における診察の話、入院の話、上手な医者の見分け方などで盛り上がった。ふと、思う。何時の間にか出席者の平均年齢が60歳を過ぎると、話題のほとんどが身体に関すること、主に病気自慢大会になっている。6人のうち血糖値が高いもの3人前立腺肥大のもの3人おり。私の場合今朝の病院定期検診では、Hba1cの今月の値が6.8、夏場から下がらないでいる。メタボドクターのJ先生も言葉を選びながら、インスリンのお薬を追加しておきますと言葉少なく私に告げた。朝のお散歩冬いちごを見つける。

非正規雇用

2008-12-19 21:34:51 | Weblog
 同じ仕事をしているのになぜ正規・非正規と区別をするのだろうか。このところ毎日雇用問題がニュースとなって流れている。ほんの少し前までのニュースは年金問題であったにもかかわらず、である。私のテーブルにも厚生労働省発の通達が回覧でいつも回ってくる。とりあえず派遣解除などで住居を失った人の対策、貸付金の相談、就職支援相談など年末緊急就職相談のやり方などについてである。学生の内定取り消しについても担当を決めて対応しようとしている。
 午後早速私の前にも中京地区から派遣解除につき帰ってきた人がやってきた。話を聞けば聞くほどやりきれない思いがする・いつから私たちのこの国は情けなくも堕落した国になったのだろうかと思う。感想を要約すれば、強いものが正しく豊かであるのは真理である、弱者は貧しく這い上がることが出来ないものは寒風の中にあって、いた仕方がないではないか、強者は弱者の上に乗っかって当然であるという文化がよりいっそう強まってきている・・・そのような感想。
 枇杷の花は今咲いている。来年の6月になると黄色いジューシーな実をつける。

冬空

2008-12-18 00:00:00 | Weblog
 1年の内で最も夜空の星がきれいに見える季節。やっと早めに家に帰ることが出来る。珍しく妻のほうが10分ほど早く家に着いていたようで、帰宅して私が電気のスイッチを入れることがなかった。三男の就職が決まり今週から出勤しているので私がまたまた4人の中で1番早く帰宅するように違いないと思っていた矢先であるだけに、なんだかホッとする。三男は会社でかなり期待されているらしくそのプレッシャーを受けているようである。母と子の話し合いがコタツの中で繰り広げられておる。プレッシャーと闘うことが生きる糧になり得て、プレッシャーに勝つ勝たないは別にしてもプレッシャーを受ける環境が自分を作る最も秀でた教室であると思う・・・よって私は今夜のガンバ対マンチェスターUのテレビ観戦につき親と子の会話には不参加。
 やっぱ、技術が違うワ、ものが違うワ。日本のサッカーはみんなで個人を埋没させながら皆で点を取ろうよ、の感じ。一方MUは自分のサッカーをするために自分以外の10人の仲間がいる、それぞれ自分が他の選手を使って機能している感じ。
 夜の9時、玄関ドアを開けて南東の夜空を見上げればオリオン座が、おいでおいでと呼んでいるような錯覚を受ける。その下にはギラギラと瞬くシリウスが光っておる。シリウスの意味は焼き焦がすという意味らしい。そのシリウスの輝きに比べると所詮今はやりのイルミネーション12月バージョンは焼き焦がすほどのものではないけれど、きれいと人は言う。

忘年会3-4(5)

2008-12-17 00:00:00 | Weblog
 昨夜は職場の忘年会が会った。各部門ごとにやっている。市駅近くの店、きじ鍋と鯨鍋でやるんだと幹事さんが言ったのは、テーブルに置かれたそれぞれの鍋のどちらに陣取るかを決めて欲しいということであったけれど私は雉を選択した。結構美味しく、皆でワアワアしゃべりながらもおとなしく頂いた・・・そのような宴。
 で、今夜の忘年会は高校時代のいつものメンバー6人。夏に集まった際に冬にもやろうよとおしとやかな女子生徒であった人が、60も過ぎ子供もそれぞれ独立し、もはや愛情はないが感謝の気持ちだけはかろうじて抱いているご主人さんを相手にする気持ちも萎え、集まろうよと先週Fさんより電話があったのである。ちょうど本日は私の61才のバースデイだとケータイのカレンダーが教えてくれたのを幸いに、ケーキにローソクを立てて5人からお祝いをしていただいた。お祝いをするっていうより私をダシにして参加者6人、男女6人が楽しんでいる、そのような感じ。同じ時代をくぐってきた同級生は、ただ3年間の時間を共有していただけにもかかわらず話が盛り上がる不思議さを思う。
 9時過ぎに終えると次は、廣島から出張で来ているOくんをホテルから連れ出して飲み直し。これまた昔話に花が続く。私が勤務していた出版社に今も勤めているO君から現在の会社の様子を伺うと時間も1時を回ってしまった。今年は声のかかった忘年会は断っていないのでちと疲れモード。

軽いもの

2008-12-16 00:00:00 | Weblog
内容の重いものより軽いものの方が肩が凝らない、重量の重いものより軽いものの方が肩がこらない、ということで私が本屋でよく手にするのがブックレットである。朝日ブックレットを探すけれど近頃どこにあるのだろうか、岩波ブックレットはどこの書店でもわずかに狭いスペースに置かれている事が多く探すことが難しい。で、夕方M書店に行き店員さんに岩波ブックレットはどこにあるのかをたずねたところ、不思議そうな顔をしてPCに向かい「いわなみぶっくれっと」と入力していた。若い女性店員は初めて聞くようで意味がわからないようであった。在庫がありません、と返事が返った。次にH書店に行き同じく若い女性店員に岩波ブックレットを置いてますか、と尋ねるとどのような本であるか検討がつかないみたいで店内をうろうろして探している、同僚の店員を誘い二人で店内を探しているようであったけれど、やはり当店にはありません、と丁寧にお辞儀をしながら云った。次にK書店に行き手の空いている店員に同じように尋ねた。すると間髪おかず若い女性の店員はあちらの棚の2段目の左隅においてあります、と返事があった。夕方3つの本屋さんをまわり同じ質問をして返ってきた返事からアマチュアとプロほどの違いがあることを教えてくれた。この本は安い薄い読み易いの特徴があるけれど、私にとってはかなり熱い重い何度も読まないと正しく理解が出来ないほど読みにくいものである。
 司会者の村上信夫さんは明学社会学部出身のNHKの人だとか。

29・30日開店

2008-12-15 22:22:01 | Weblog
 突然に回覧がまわって来た。左上には「急」の赤印が押している。厚生労働省が発表した年末に向けての失業者対策である。今大きな問題になっている非正規雇用者の雇用打切り・雇止め・雇用契約解除等今後まだまだ増えるであろう失業者に対しての住む家を失った人の住居案内や雇用斡旋などバックアップしようとするものである。役所の御用納めが27日であるけれどハローワークの一部を30日まで開けるので電話や来客時にはそのことを案内してくれ、という内容である。立ち止まって私は考える。今起きているこのような問題は、過去の自分たちが選択した結果であることは間違いない。派遣法が都合よく雇い入れ側に重心を置き、挙句雇用される側をいつでも便利に使われるような政策にした加担者は私たちである。経済的な強者と弱者を作り弱者を隅っこに押しやるような政策を支持したのは、まぎれもなく自分たちではなかったか。いかに非正規雇用者を首にしようと法律上間違ってはいない、そのような政治を黙認したのは自分たちではなかったか。そもそも雇用される従業員に対してあなたは非正規の人であると差別してしまう制度や組織や言葉まで不遜な感じがする。
 どのような社会を私たちは作り上げねばならないのだろうか、どのような社会をわたしたちは望んでいるのであろうか、そのためには何から自分たちは手を尽くさなければならないのだろうか。強者にはどのような時代であろうともそれなりの笑顔を見せるであろうけれど、弱者にも彼にふさわしい笑顔が満ち溢れる、そのような社会はどうすれば出来るのだろう・・・
 冬に咲く山茶花たくさん咲いておる。

お片づけ

2008-12-14 00:00:00 | Weblog
 朝の柔らかい気持ちよい陽射あり。朝っぱらから妻が宣言した、今日は家族全員で家の中の片づけをしようではないかと。三男が家に舞い戻り衣類など詰め込んだ段ボールが各部屋に分散され置きっ放しになって1ヶ月になる。それでとにかく整理をすることになった。最もかさ張る衣類などタンスや衣類箱から出すとそれぞれの子供達が小中高学校の時に着ていたものが見つかった。懐かしさもあり捨てることが出来ないようであるけれど整理することは捨てることの原則に則り次々と捨てることにした。が、まだまだ多く残っておる。2時間もすれば飽きてくる、下の子供は高校サッカー選手権のために年末に上京する。レギュラーに選ばれなかったようだけれども部活練習のためにそそくさと出て行った。私も新春イベントの公民館のチラシを各班長さん宅に配らなければならない。枚数を数えながら16軒の班長さん宅を廻り終えると指先が真っ黒になっていた。
 家の中が少しは片付いた、オイルヒーターだけでは暖房が足りなくなってコタツも出した。コタツに入り横になると何時の間にか寝入っていた。

植え替え

2008-12-13 20:28:22 | Weblog
 夏に頑張ってもらった花が次々と枯れその葉っぱが落ちている。もうこれで終わりだろうと思い植え替えをした。玄関ドア前で長い間がんばったコリウスを引っこ抜いてパンジーを植えた。次いで桜草を植えた。09年に向かって頑張って咲いてくれると思う。また、折々に気が向いた時にホームセンターから苗を買って鉢植えしたクリスマスローズもそれぞれの種類ごとグングンと成長してくれている。花芽が待ち通しい。
 久しぶりのこころ塾に参加する。このNPO法人こころ塾の代表者村松さんはエネルギッシュに動いている人である。今日のお題はうつ病からの回復者の話。発表者の話をお聞きしながら5人で話し合いをもつ。この会は出席者がお互いに攻撃をしないので気楽にしゃべることが出来る点がよいところ。今日は発表者の感受性の鋭さ、純粋さ、深さを発表者のレジメに見て取ることが出来た。ついつい話し込んで時間も1時間あまり超過してしまった。この塾の忘年会が27日にあるとか、また一つ忘年会が増えた。16・17・20・27日とあり最後は私どもの山岳会の忘年会が29日にある。アルコールの飲みすぎに注意、食べ過ぎに注意。