年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

初冠雪あり

2008-12-06 00:00:00 | Weblog
 F君から電話あり、8時過ぎに家を出発しますからどうしますか?とのこと。慌てて、こちらもその時間に出発します、と答えたものの長男と三男と私が、じゃ出発しようか、とゴーサインが出たのが9時半である。この様子だと大三島ミカン園に着くのが昼前になってしまいそう。小松道から振り返リ見れば石鎚山が真っ白になっている。この冬初めて見る冬景色。この景観を見て、今年の最後の山行に年末にちと雪山に入ってみようか・・・などと思う。
 大三島大見地区、ここは一昨年長男と結婚前のお嫁さんとでミカン狩りにきた場所である。目の前の海は昼の太陽の反射で光り輝き穏やかな海、小高い山は紅葉した樹木がある。子供含めて総勢10人でミカンを摘み取る。とりあえず味見をしてみる、オッうまい。私のように手を動かすより口を動かす方が得ているタイプもいたりしてなかなか作業がはかどらないけれど、それでも長男三男は沈黙したままの手作業が1時間以上も続きあっという間に10個のケースがいっぱいになった。
 F君の父親が丹精こめて作っていられたネーブルの木がある。山の上にあり亡くなられてから、園地にはここ数年誰も入っていないとか、それで皆でいってみることにした。山道は雑草が生い茂りモノレールも役に立たずまったく歩くことも難しい。それでも野棘や竹やヤブを踏み倒しながら行くと可愛そうにネーブルが生っていた。蔓に巻きつかれながら黄色い実をたくさんつけていた。このネーブルはとにかく美味い。何年か前このネーブルだけを欲しいと言ってた人が多くいた。しかし手入れをしていない木は段々と野生化しているようだ。数個とってみた。味を見ていないがこのネーブルはF君の父親が愛情を注いで作ったものであることを私は知っているだけに、今でもきっと美味いと思う。完熟した頃また来たいと思う。