年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

山行き

2005-11-20 00:00:00 | Weblog


2005/11/20 (Sun) 山行き

 今年2回目の山行である。吾ら中高年登山グループ・向井山岳会の仲間とひさしぶりに山に入る。行き先は瓶ヶ森。西の川から紅葉真っ盛りの風景を愛でながら5時間半かけてゆっくり上がる。私だけ体力がかなり落ちていることが分かった。こんなに時間がかかったのには理由がある。実は途中、阪神電車の登山グループ19人と山中で出会ってなぜ子会社の阪神球団が日本シリーズで惨敗をしたのかということについて熱い討議があったからである。1500mを超えた場所でなぜか大休止をとり阪神タイガースが日本シリーズに惨敗を喫した理由の白熱した議論が初対面の私たちと交わされたのであった。結論は岡田監督の井川の使い方のミスであったことに落ち着いた。瓶壷に到着するまでの間霧氷の下を潜り抜けたが真っ白い花が咲き誇っているようでなかなか気持ちよい時間であったが身体はきつかった。

登舷礼

2005-11-19 00:00:00 | Weblog


2005/11/19 (Sat) 登舷礼

 サッカー協会主催の新人戦に連れて行って欲しいと下の子供から催促あり。今週に入ってずっと熱が下がっていないので今朝も家族みんなから休めよと言われていたのにもかかわらず体温計で計ると7度2分に下がったようで試合に出場は出来ないにせよ一応試合会場まで行きたいと言った。1試合を見たけれど大雑把な試合をしているなぁと感じた。2試合して2-1,2-0で勝ち進むとの報告あり。
 午後は帆船日本丸が松山観光港に入港しているので早速見物。昔姉妹船の海王丸で訓練をやったことのある74歳になる暇な叔父を誘いセイルドリル・展帆の見学をする。全国の商船高専5年生の訓練生約80人の生徒が高さ50mのマストに攀じ登り1時間かけてセイルを張る訓練を初めて見学した。美しい姿であった。1時過ぎから始まって34枚の帆を広げ終えると2時半であった。右舷に80人の生徒が横一列に並び登舷礼をして終了する。月曜日の出港時は登しょう礼をするらしい。

予約

2005-11-18 00:00:00 | Weblog


2005/11/18 (Fri) 予約

 夕方の帰り道の方向がいっしょということで時々ご両親に送り迎えをしてもらっている受付嬢のKさんに車を同乗させてもらうことになった。話を聞いていたのでどのようなご両親かということにも興味があったし直接お話を聞きたかったせいもある。Kさんの母親は大変な霊感の持ち主だと聞いていたからである。夜道、車を走らせていると運転しているKさんのお父さんにはまったく見えないが、お母さんには立っている人がぼ~っと見えることがあるらしい。帰り道の車中そのような話をこともなげに明るく話されていたかと思うと急に救急車の話になって、すれ違う時運ばれている人が生きるか死ぬかも分かりますよと言った。死ぬ人が乗った車とすれ違う時は身体が金縛り状態になるのだそうだ。また、霊がさまよっている場所はいろんなところにあるらしい。お~こわ。
 このところ無料の講演を聴く機会が多い。今日もジョブカフェで話をしているとパンフレットが目に入った。椎名誠さんの講演である。講演日が来月になっているので早速妻と二人分を予約した。椎名誠さんの話を前に聞いたのは札幌の子供がまだ中学生のころ子供と一緒に聞いたことがある。

ボジョレ・ヌーボー

2005-11-17 00:00:00 | Weblog


2005/11/17 (Thu) ボジョレ・ヌーボー

 同じ銘柄のものを毎年飲んでいると思うが、今年のこのワインはなんかくせがあまりなく今までのボジョレ・ヌーボーと違う感じがしたのは私だけであろうか。フランスの気候も年々変化しているのでブドウも毎年味が変わっているのかもしれない。ボジョレ・ヌーボーを買ってきた子供が言うのにお店ではあまり売れてなかったそうだ。
 8時に散歩に行こうと玄関を出ると北東の方向の山影からド~ンとまんまるい月が半分顔を出しグングンスピードを上げて昇っていった。と同時に月光に照らされて道路が明るくなっていった。こんな夜は散歩していてもなんだか軽い気持ちになってくる。

作る

2005-11-16 00:00:00 | Weblog

2005/11/16 (Wed) 作る

 今日は特に冷え込んでいたにもかかわらず薄着のせいか風邪を引いたようで喉が痛い。60歳以上の自分の周りの人は寒くないよと言い張ってシャツ一枚の状態で事務所に座っていたようだけれど私はあっけなくダウン寸前。それで少しは暖かい場所でと思い、手の空いた時間を利用してリーフレットを作ることにした。印刷屋さんに回せば1000部作れば何万もするそうでそれでは経費節約のために指導員が使う輪転機を使って20ページものを作ることにした。昼前から印刷にかけてホッチキスを真ん中でとめる作業に夕方までかかってもまだできなかった。このような単純さぎょうは向いてないとつくづく思う。不器用だからであろうか時間がかかる。出来上がれば県内の企業団体や協会への広報活動に使う予定である。

え~い

2005-11-15 00:00:00 | Weblog

2005/11/15 (Tue) え~い

 最近ちと日中は遊ぶ時間を作っている。ちょっと一服の時間を持つことが多くなった。で、明日から松江市に出張に行く人のお手伝いをすることになった。といっても何もすることはない、単に明日の晩の飯屋をどこにすればよいかの相談に乗ることだけである。昔取ったキネズカではないが自分が良く利用していた店の紹介である。旧の宍道湖大橋の袂にあるオデン屋“庄助”である。ここはネタが豊富でしかも安いから客が多いのが欠点である。今が解禁時期となった松葉ガニはもちろん、野菜関係特にダイコンが非常にうまかった。ロールキャベツも絶品で早く行かないとタネがなくなってしまうほどであった。障子の後ろは宍道湖と中海をつなぐ水道が流れており風情がある。3泊するのであれば1度は是非とものぞいて欲しいと伝えた。また松江は松平公の影響でおいしいお茶が飲めるし和菓子や洋菓子もおいしいところだと紹介したけれどお土産の催促であることに気がついてくれたかどうか気がかりである。

月明かりの下で

2005-11-14 00:00:00 | Weblog


2005/11/14 (Mon) 月明かりの下で

 今、散歩がブームになっているのだろうかと思う。月光で少し明るい夜の道を毎日妻を誘い二人で30分ほど歩いていると毎夜3~4組の人に出会う。9時前の遅い時間にかかわらず丁度食後の時間帯で都合がいいのだろうか黙々歩いて人たち、また懐中電灯を振りながらおしゃべりしている人たちに出会う。自分達は日頃の会話不足解消のためかあ~でもないこ~でもない話になるけれど今日の話の内容は母親を退院後どのようにすればよいかというものであった。選択肢をいくつか持っていてその中で何が母親にとって満足するものであるかなどの話になった。まもなく退院する予定である。


家庭さまざま

2005-11-13 00:00:00 | Weblog
2005/11/13 (Sun) 家庭さまざま

 このところいろいろな人の話を聞く機会をもっている。当人の出している本を読むよりも直接当人の話を聞くほうが手っ取り早く言いたい主旨がわかるからである。時間がなければ活字を拾うよりほかないけれど時間もあるししかも無料というのが良い。で,今日は松山東雲女子大学講演会に妻も誘って出席する。講師はサッカー日本代表キャプテン宮本恒靖選手の母上、宮本弘子さんのお話である。お題は、育てることと働くことと~日本代表キャプテン宮本恒靖をいかに育てたか~。今私の頭に残っている三つの要点、①遊ぶこと②食べること③時間の管理(テレビの番組に合わせて日常生活を送ることのなきよう)を自主的にすること。を宮本家はやっていたとか。母親は学校教員を経て大阪府教育委員会に勤務していたので家族4人が揃うのは毎日10時半過ぎであったとか。また宮本選手は中学校より生徒会役員をしていて14~5歳時からみんなを引っ張る下地があったのだろうとか。母親は来るワールドカップために勤務先を定年前に辞め応援に専念したいとか話されていた。が、私がもっとも印象に残ったのは教育者の立場からの視点である。つまり今の世の中何らかの問いや疑問に対して,はっきりすっきりくっきりした回答を求めすぎているのではないだろうかという話。もっとぐちゃぐちゃした答えであるようなないような問いに対する答えがあっていいんじゃないかと話されていたことであった。宮本選手の顔立ちはまさしくこの母親の子であると思わせる母親の顔立ちであった。


大漁

2005-11-12 00:00:00 | Weblog
2005/11/12 (Sat) 大漁

 朝3時起床。4時に市内のはずれにある釣具店に集合する。6人が2台の車に分乗して一路津島町に向け走っていく。今日は30cm超のタイつりが目的である。昨日の午後から夜半まで降り続いていた雨は上がったものの風が出ている。6時に船宿到着。海はうねりがあり遠くまでは行かれないだろうからと湾内で3人ずつ乗った2艘の船を養殖いかだに寄せて釣ることにした。久しぶりの釣りにつきワクワクする気持ちだけが先行する。船に乗った位置が悪いのか腕が悪いのか午前中は他の人が次々と30cm前後の鯛やホゴを上げているのにかかわらず私はまったくボーズ状態。釣れなくとも天候も回復し薄日が差し込む海上で気分良く養殖いかだにえさを入れる作業を見ながらポットから入れた熱いコーヒーを飲む。至極上々。昨日聞いたストレス解消が身体にNK細胞活性化させる話を早速実行しておる感じである。自分だけが魚信が少なかったようだけれど神が私を見放さなかったのか午後からは入れ食い状態になる。30cmクラスのちだい・まだい・マルアジが次々とヒットする。クーラーもいっぱい。水深40mのところ上げたり降ろしたりの繰り返しは腕が痛くなり肩がこってくる。2時納竿。帰り道佐田岬伊方町に農園をもつ同乗者のみかん園に寄ってみかんをキャリーに一杯取って帰宅。今日は満足満足。

森の話

2005-11-11 00:00:00 | Weblog


2005/11/11 (Fri) 森の話

 天気予報通りに午後からは雨になった。午後から休暇を取って森の話を聞くことにした。講師は今井通子さん。かつての登山家、アルピニストというより医師の立場からの森林の効用について、水質保全や国土管理等の物理的側面からではなく、医者らしく医療対象としての森を語っていられた。今井通子さんが20~30歳台のときは、彼女が書いた山の本を読む機会が多かったけれど彼女が40歳時から60歳前後の今日までは、活字によるより直接話を聞くことが多くなった。若いときの趣味の登山の話から年齢を重ねるごとに本来の医師としての立場から山や森林をどのように楽しむかというアプローチに移っているのが面白い。今日の話のなかでは森がいかに医療的なものであるか,の話が中心になっていて楽しかった。しかし、数年ぶりに見る今井さんが舞台上でチョコチョコと動く声や姿は昔と変わらないものの顔など見ると失礼ながらやっぱり年とってきたなぁなど感慨深く思ってしまった。