年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

家庭さまざま

2005-11-13 00:00:00 | Weblog
2005/11/13 (Sun) 家庭さまざま

 このところいろいろな人の話を聞く機会をもっている。当人の出している本を読むよりも直接当人の話を聞くほうが手っ取り早く言いたい主旨がわかるからである。時間がなければ活字を拾うよりほかないけれど時間もあるししかも無料というのが良い。で,今日は松山東雲女子大学講演会に妻も誘って出席する。講師はサッカー日本代表キャプテン宮本恒靖選手の母上、宮本弘子さんのお話である。お題は、育てることと働くことと~日本代表キャプテン宮本恒靖をいかに育てたか~。今私の頭に残っている三つの要点、①遊ぶこと②食べること③時間の管理(テレビの番組に合わせて日常生活を送ることのなきよう)を自主的にすること。を宮本家はやっていたとか。母親は学校教員を経て大阪府教育委員会に勤務していたので家族4人が揃うのは毎日10時半過ぎであったとか。また宮本選手は中学校より生徒会役員をしていて14~5歳時からみんなを引っ張る下地があったのだろうとか。母親は来るワールドカップために勤務先を定年前に辞め応援に専念したいとか話されていた。が、私がもっとも印象に残ったのは教育者の立場からの視点である。つまり今の世の中何らかの問いや疑問に対して,はっきりすっきりくっきりした回答を求めすぎているのではないだろうかという話。もっとぐちゃぐちゃした答えであるようなないような問いに対する答えがあっていいんじゃないかと話されていたことであった。宮本選手の顔立ちはまさしくこの母親の子であると思わせる母親の顔立ちであった。