年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

カワセミ

2013-03-29 00:00:00 | Weblog
 
 平岩弓枝「御宿かわせみ」を愛読していた。今は主人公の一人(東吾)も軍艦でなくなり女将の(るい)の周辺の人物が出てきている。カワセミと聞くとついつい文庫本を思い出す。
 
 実は先月から小野川そばにある畑に行くと、よく魚を獲っている人に出会う。網に仕掛けている。そしてこのウグイは大きすぎる、とかぶつぶつ言いながら何度も網を引き揚げている。何をやってるんですか?とお聞きすると鳥をおびき寄せるために獲っているんだと答えてくれた。エッ、とり?と言うと、彼はそうですカワセミのエサですと話しかけてきた。確かにこの川には羽の美しいカワセミがやってきて目を楽しませてくれる。どうも45才位の人がのめり込んでいるのは、カワセミの写真らしい。葦の中にタライを入れていかにも自然の中に在るように見せかけ、止まり木も作りカワセミが魚を食べにくるように仕掛けているとか。カワセミの美しさに魅入られている人である。翡翠色の羽は水の色によっても変化するんだとか、小1時間ほど愉快にカワセミの話をしてくれた。水しぶきを上げる姿、魚を獲ってくちばしでその魚を絞める姿、大きく羽を広げて枝にとまる寸前の写真など見せていただいた。いずれの写真も気に入るものは、1000枚撮って1枚くらいしかいい写真が撮れない・・・などと話してくれた。大事な写真を記念に1枚差し上げます・・といって私に頂いた。もったいないと思う。

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