年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

よく辞める

2009-08-26 00:00:00 | Weblog
 求職者の相談をしていると、顔なじみさんが多いことに気がつく。毎日来られて、ハローワークの紹介状をもらい、面接に行ったり行かなかったり、履歴書を送付したりしなかったりの人、次に1週間に1回は必ず新しい求人情報を探しに来る人、その内の数人は、今日も行きたいところないですね~、などと言ってくる。これらの人は、半数以上雇用保険の受給者ではない。どのようにしてメシ食ってるのだろうかと不思議である。ところが、雇用保険を受給している人の中には、とるものも取りあえず的に、一枚の求人情報の1点の個所を志望理由として応募希望を持つ人たちがいる。その志望理由とは、自宅から近いことが最も多い、近いといっても、この田舎町だからせいぜい公共交通機関を利用しても60分以内で通うことができるだろうけれど、そこは本人の希望によりあくまでも近場が優先される、次に多いのが、勤務時間帯。中高年者の正社員としての就労を支援することは困難である、いきおい正社員以外の準社員、契約社員、パート社員が多くなる。それで勤務時間の長短や始業就業時間を判断基準とする。それと当然賃金の個所。特に雇用保険の受給終了真近になると、本人も焦りがあるためだろうか、取りあえずの志望理由がワンパターンに映る。そのようにして慌てて就職しても1~2ヶ月で辞めて再び求職活動される人がいる。また、1年振りに来られる人もいる。新しく求職活動をされる人以外は、そのような人が目立つ。私の挨拶も、久し振りですね、とか、いつもの人は、マイド、などと挨拶をしてしまう。求人側の事業所にすれば、本気のやる気を求めていると思うのだが、志望理由と事業所の求人理由がうまくかみ合わないみたい・・・いわゆるミスマッチ。ミスマッチによって老いも若きもよく辞める。フト思う、みんな永遠の安定、不変の安定を求めながら、結局時間限定の安定、寸時の安定となり、変わらないものを求めながら、常に変わっている。

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