年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

体育の日

2011-10-10 00:00:00 | Weblog
 もう50年近く前に東京オリンピックがあった。この時期を境に日本は箱物中心にした建造物や眼に見えるものなど大幅に新しくなっていった。「3丁目の夕陽」の世界が変っていった。その東京オリンピックを高校修学旅行として見に行った。私が行ったのはサッカー会場である。釜本選手や杉本選手がいたチームの時代である。友人達は、それぞれ自分の所属する部活、陸上競技場やホッケー会場などに行った。オリンピックを記念して体育の日になった今日はその母校において、やはり同窓生であり、数年前に第39回大宅壮一ノンフィクション賞、第30回講談社ノンフィクション賞を受賞した「あの戦争から遠くはなれて・・・私につながる歴史をたどる旅」を書いた城戸久枝さんと彼女の父親がジョイントしての講演会が、開かれる。これは聞きに行かねばならないと思った。特に父親の城戸さんとは同窓会のおり、何度かお話をして、中国のお母さんに育てられた話、本当のお母さんに会いたいと日本に帰った話、二人のお母さんを大切に思う話など真摯・誠実に生きてこられた話をお聞きするにつけ人柄に魅了された。是非に行かねばならない、で、母校に何時からあるのかと、昼前に電話で聞くと、既に11時半から始まっているとのことである。アッチャ~、これから行こうと思っていたのに着く頃には終わっているではないか・・・

 それでは、午後の空いた時間、頼まれている名簿つくりをしなければならぬ。昨日は高校120周年の同窓会があり、今度は中学校の同級会が、ふるさとにて土曜日にあるのだ。出席者の名簿を作ってくれと、先日仲の良いユタカチャンから頼まれた。せっかくだからお手伝いをしようと、100枚を越すハガキを取り出して住所や近況報告など作った。全国に散らばっている同級生の近況報告をエクセルに書き付けながら読んでいくと、みんなと別れた以後49年の間、さまざな苦労があったであろうに、アイタイ、みんなと会いたい・・と書いている人が多かった。孫の自慢を書く人、家人の介護を書く人、ご主人を亡くされた人、子供の病気で右往左往している人などなど。中には小学校4年生時に転校により会っていない人も参加することになったりして、楽しみにしている人が多いようである。でも、同級生が各地で活躍している様子を伺うにつけ、城戸久枝さんのモットー「進めば必ず道開く」を実践していたことが分かるようだ。
                                

最新の画像もっと見る

コメントを投稿