年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

芝やん

2011-09-04 18:27:09 | Weblog

 付き合いが30年を越すのは、元百貨店紳士服売り場にいて、その後独立しオンワード樫山の服を中心にした店を開いたS社長である。時々催事があるごとに、お土産を用意したから遊びにオイデヨ・・などとお誘いの電話がある。ある時など、弟の通う病院のすぐ傍にお店があることから、ヨ~などと言って遊びに行き、ソファに座るや否や、突然スーツケースを取り出し、コレあんたにぴったりサイズです・・などと言いながら私の着ていたジャケットを無理やり剥ぎ取り、樫山のスーツを着せると、ウ~ンやっぱりきれいなシルエットじゃね・・と感嘆府つけながら納得顔してS社長は言い放った。突然のことで私は何をされるのかと思っていると、これは上代○万円やけど、安くしておくよ・・などと私が買う気もないのに、押し付けてきた。ヤラレタ!代金はいつでもいいよ、と言ってくれたものの、どうしようかと気持ちが逡巡。しゃあない、スーツを買うことなど考えてもいないのに、仕方がないなぁ、このスーツで職業生活での最後にしようと思ったことがあった。
 で今日のこと。先日秋物があります、と案内状が来た。もう行きたくはないと思ったけれど、弟の病院のお迎えに約束の時間に行っても、まだ透析が終わっていない様子、それでちょっとお店を覗いてみると、この前行った時に私の写真をとられたことがあり、それを元にして書いた私の似顔絵が飾られているではないか。似ても似つかない顔をしているが、Sさんから見れば私はこのように映っているのだろうと思った次第。この似顔絵が大変気に入って、譲ってもらうことにした。無料で頂くのはまずいからと、似顔絵を1000円で買うことにして、同額だろうと思えるような商品を店においてあるシナから選んだ。するとSさんはニコニコしながら、うんじゃ、この似顔絵を譲る・・などといって私が選んだ商品の代金を請求した。ビツクリ私が選んだのは1000円程度のものだと思ったけれど、桁が違っておった。クッソ~またまた芝ヤンにヤラレタワ・・・でも気に入っておる、この顔は私が人様に放電する時の顔なんだろう。