年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

鉛筆を削る

2005-07-28 00:00:00 | Weblog


2005/7/28 (Thu) 鉛筆を削る

 このところ事務所移転のために事務用品などもダンボール箱に詰め込んでいるのでいざ鉛筆を削ろうと思って探しても鉛筆削り器もない。しかたなくカッターナイフで鉛筆を削ることになった。鉛筆を削るのは何年ぶりだろうか、一本一本丁寧に削っていくと昔の学生時代を思い出した。削り方にも人それぞれの性格が現われて見えるので大雑把な人はやはり雑に削っていたしマメな性格の人は芯を少しだけ覗かせていたしきつい人は鋭く木の部分から芯先まで槍のごとく削っていたのをフト思い出した。団塊の世代につき1学級50余人いたけれど削り方で鉛筆が誰のものか判るくらいであった。なぜか鉛筆を削る時間は気持ちが妙に落ち着いてきて私はこのわずかな時間が嫌いではなかった。小学生時代は勉強机に向かうのが嫌だったけれども親に鉛筆を削ってもらうとなぜか死の宣告を受けるような感じがしておとなしく机に座わらされたこともよみがえる。鉛筆を削ることがスタートラインに立つことであった。トンボや三菱の鉛筆を削ッた時のにおいまでも思い出された。ちなみに私の鉛筆の削り方は定規で測ったように幾何学的に削るのを好んでいた。
 今日は特に蒸し暑い。愛知博に行っている3番目の子供からメールが入る。会場を歩きすぎて足の皮が剥けたと。