年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

新築

2005-07-13 00:00:00 | Weblog

2005/7/13 (Wed) 新築

 私の住んでいる地区は、昨年から今年にかけていたるところの田んぼを潰してたくさん新しい家が建っておる。きょうびの家はきれいなデザインをしていると思う。夕方帰りがけにいつもなら自転車で帰るところ、昨日4度目の自転車盗難にあって仕方なく歩いて駅まで行っているので帰途ぶらりと新築中の家を覗いた。アラ!畳の部屋がない!今頃の住宅はこんなになっているんだなぁと納得。しかしついついよせばいいのによこしまな考えが頭をよぎる。私たちは畳の生活を通してのマナーや生活態度を知らずもがなのうちに学んできた。例えば私が25歳の時に茶道を習っていた時に感じた客をもてなすお茶の作法などは素人の私でさえ身体や手の動きを見て美しいと思ったことがある。マナーやルールを短い時間であったけれど教えてもらったことは、後にものごとを眺める時ずいぶんと役に立った。ほかにも日本古来のマナーに知らず知らず触れていたし、たくさんの人から注意を受けて私たちがあると思う。ところが椅子やテーブルソファの正しい座り方などまた正しいスプーンやナイフやフォークの使い方なぞ教えてもらった背景がない。あったとしてもTVの中の塩月弥生子先生くらいで父や母や周りからは伝統的な椅子での生活マナー作法を教えてもらっていない。だからなんか今現代の私たちの生活には芯がないと感じるのは私だけであろうか。自宅のソファに横になってだらしなく考えた。で、自転車盗難の件、家のものに盗られたことまた鍵をすることを今日に限って忘れていたことなど話すとみんなから鍵をしない父さんが悪いと叱られたけど、おかしいよね、鍵を忘れた私よりやっぱり盗る人のほうが悪いと思うよ。