年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

M君に会う

2004-07-01 00:00:00 | Weblog
2004/7/1 (Thu) M君に会う

 電車待ち時間の間にふと思い出して百貨店に勤めるM君に会いに行った。仕事中の彼に一服しようよと声をかけると隣の女性従業員の方から笑いながらどうぞ一服といわずニ服つけて来て下さいと言われたのを契機に売り上げの伸びていない売り場?を離れた。学生時代は同じクラブであったので付き合いが36年になる彼とは気心も知れている。で、さっそく近況を聞いた。物理的なあれやこれやの話ではなく、今後の身の振り方っていう話。「あと数年はこの会社にしがみつきたい」と言った彼に、いつもの癖で「それは何故?」と聞くと生活面でと答えていた。私の返答はこの手の話になると心に寄り添うようにいつも「そうそう,とにかく懸命にしがみつくのがいいよ」と答えることにしている。そして付け加えて「いつかはしがみつくものがなくなるから覚悟をしておいてよ」というのを伝える。私達は日常生活の寄り添う支えを感じないまでも持っている。でもいつかは支えがなくなる。仕事であったり家族であったりペットであったり金銭であったり、いつの日かはそれらが目の前から消えてゆく。しかし依存するものがなくなる時には、精神的に突然急降下することなくソフトランディングで対応したいと私は思っている。できるかできないかはわからないが。 今日の夕陽は清楚、ちょうど西に落ちるのと反対に東から上がった月も清楚である。