YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

久しぶりの日本で感じた事

2011-01-08 00:27:05 | 雑記
昨年の暮れからお正月に掛けて、日本に一時帰国しました。ほぼ3年半振りの日本なので、行く前からドキドキしてました。

妻の実家が大阪になったので関空だったのですが、デトロイトからの直行便が無くなりシアトル経由での乗り継ぎでした。出発当日、最後の洗濯物をしたものの、なかなか乾かずもたもたしているうちに家を出るのが遅れ、焦ったせいで行き慣れない空港外の長期駐車場への道順を間違え、デトロイト空港のチェックインカウンターについた時は、出発の一時間前になっていました。前の晩、チェックインはインターネットで済ませておいたのですが、セルフチェックインのモニターに、時間切れでチェックイン出来ず、係員にコンタクトしてくれとの表示がでた時は、正直冷や汗がでました。結局、係員のおじさんは何事も無かったように手続きをしてくれて、無事チェックイン出来ました。ホッとしました。

タイトルに連られて、小学生風に書いてやろうと思いましたが、疲れる上に小学生のヘタな作文という事になりそうなので、ここら辺で止めときます。

お正月なので、テレビを見ながらゴロゴロしてたという事も有るのですが、一番感じたのは、私は日本に居たら、間違いなく馬鹿に拍車が掛かります

保育園の時、家で昼メロを観ている方が良いと駄々をこねたテレビ大好きだった私が言うのも変ですが、日本のテレビ番組は低俗すぎます。(お正月番組だった事も大きいとは思いますが)

テレビのコマーシャルも、何であんなに芸能人に頼るのか、よく分からなくなってきました。私も日本人なので、情緒的なイメージは琴線をかき鳴らすものも有りましたが、まあ、大企業(もしくは経営者)の道楽以外の何物でもありません。華麗な芸能人達のコマーシャルポスターがさびれた商店街に貼ってあったりすると、そのギャップに笑ってしまいます。

芸人は使い捨て(旬のものだし)で良いのでしょうが、世界で通用しうる石川遼や宮里藍、スケート界のスター達等、アスリートを粗末に扱い過ぎです。(とんねるずの番組、自分に失望しながら喜んで観てしまいました)本人達も日本人なので、出演を心底喜んで楽しそうなのが、これ又不思議な気がします。日本は、ちょっと気の利いた芸人とスポーツ選手がテレビを占領している感じです。文化も政治評論も一手に引き受けている事を、誰も不思議に思わないのが不思議です。

たけしや鶴瓶らが大御所(扱い?)になっているのは、馴染めません。その上、たけしはいつからあんなにつまらなくなったのでしょうか?好きだっただけに残念です。

こんな事に今更気付くという事自体が、馬鹿丸出しですが、この環境に入れられたら、又染まりそうな気がします。現在は、永遠の転地療養、リハビリ中といった感じでしょうか?日本へはたまに帰って、子供に連れられて一皿100円均一の回転寿しで、興奮の余り、10分間くらいで15皿食べて、苦しくなる位が平和な気がします。

結局、日本のテレビを観て感じた事になってしまったが、故郷へ一泊二日で帰った事は別格として、暮れに大阪日本橋の電気街(でんでんタウン?)に買い物に行ったくらいなので、正直、自分が予想しようなインパクトがありませんでした。

一番の収穫は、箱根駅伝の素晴らしさを分かった事くらいかなー。明日から私も走ります。(嘘です)