◇左甚五郎の傘堂
傘堂は、大和二上山東麓にある当麻山口神社の鳥居北側にあり、左甚五郎作と言い伝えられる。江戸時代前期当地の郡奉行だった吉弘統家が、主君の郡山藩主本多政勝の没後、その菩提を弔うために、延宝二年(一六七四)「影堂」、「位牌堂」とともに建立したと伝えられる。傘阿弥陀は近くの石光寺に、鐘は明円寺に保管されている。
傘堂は、大和二上山東麓にある当麻山口神社の鳥居北側にあり、左甚五郎作と言い伝えられる。江戸時代前期当地の郡奉行だった吉弘統家が、主君の郡山藩主本多政勝の没後、その菩提を弔うために、延宝二年(一六七四)「影堂」、「位牌堂」とともに建立したと伝えられる。傘阿弥陀は近くの石光寺に、鐘は明円寺に保管されている。