暘州通信

日本の山車

01077 小坂鎮守神社の御柱祭

2007年02月17日 | 日本の山車
01077 小坂鎮守神社の御柱祭
長野県岡谷市湊字日影林4の13の3
□祭神
下照姫命
建御名方命
□祭
御柱を立てる。
□汎論
祭神下津姫は、建御名方命の姉にあたる。
延文元年(1,356)に、小坂円忠が編んだとされる諏訪大明神画詞によると、
「冬の厳寒期、諏訪湖湖水中で、小坂鎮守と佐久の新海が参会したあと、諏訪上、下のが通ると、諏訪湖の中間あたりで、幅約四ー五尺、長さ南北に五〇町あまりにわたって湖水の氷が盛り上がって割れる渡りができる。浜が鳴り響きその大音響は一〇余里四方におよぶ」とある。
 かって、境内に舞屋とよぶ回舞臺があって、神楽が奉納され、また、狂言が上演され人気をあつめたとあるが、明治末期に焼失した。

□参考
群馬県赤城村上三原田の回舞臺。


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04263 御射山神社祭(春宮祭)

2007年02月17日 | 日本の山車
04263 御射神社御柱祭(春宮祭)
長野県松本市
御射神社(みさやまじんじゃ)
□祭
御柱を立てる。
□汎論
御射春宮神社はもと浅間神社といった。御射神社(秋宮)があり、神は春から秋まで御射春宮神社に滞在し、秋になると御射秋宮神社に戻る。そのとき通る峠が浅間峠だという。秋になると春宮から秋宮に帰る送りのたいまつ神事が行われる。
日本三大松明祭として名高いが、松明になるまえまでは剣鉾車が春宮と秋宮を通ったという。
松本市と佐久市、上田市を結ぶ有料道路に三才山(みさやま)トンネルがある。御射山を平易に書き改めたものである。
春宮の御射神社は松本市の東、浅間温泉郷にある。この浅間(あさま)も、もとは「せんげん」であった。
山ノ神は女神で、春になると里に下って田ノ神となり、秋になると山に戻り、山ノ神に戻るが、御射春宮神社、御射秋宮神社はその山ノ神だとする説がある。


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