行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

カワヅサクラとエナガ

2022-03-10 20:00:49 | 花と小鳥
近くの公園のカワヅサクラ、
今年の開花は遅く、3月になって、やっと咲き出しました。


3月3日、
2月も末日ぐらいから急に気温が上がったので、
もう咲くはずと思ってよってみると、
まだ2分咲き程度でしょうか、咲いていましたカワズサクラ。


低いところに開いている花を探して、
マクロレンズで接写。
サクラは木ごと全体を鑑賞するのがいいのですが、
一つ一つの花びらも十分きれいです。
特にカワヅサクラは淡いピンク色、春のぼんやりした空に似合います。


三脚、手振れ補正もなしのマクロレンズ、
前後のピントが合わせがけっこう難しい。
蕊にピントを合わせたつもりですが、日光の手前(今市)です。


少し高い場所の花びら、
望遠レンズに換えて一枚。
最近は手振れ補正があるので、花撮りも望遠の方が容易です。


望遠レンズに換えたついでに、
桜メジロでもとメジロの訪れるのをしばらく待ちましたがやって来ない、
その代わり、エナガがちょっと間、枝にとまりました。


この時期になると、エナガは集団ではなくなり、
ペアあるいは単独でいることが多くなります。
この個体、小枝をくわえました。
巣作りの材料にするのでしょうか。
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3月3日の野花

2022-03-09 20:00:07 | 花,植物
ロシアいやプーチンによるウクライナ侵攻が始まって2週間となりました。
大国が偽りで固めた大儀を振りかざし、隣国の小国に不条理な武力侵略。
それも他国の介入をけん制して、核の使用をちらつかせたり、
原子力発電所まで攻撃する蛮行ぶりです。
21世紀の世に、世界一国土広い大国の大統領がやることではありません。
ウクライナも国民が一致団結して、必死に対抗していますが、
もともと戦力が大きく違う上に、
インフラがごとごとく攻撃、破壊され、一般市民の死者も多数でています。
もうこれ以上見るに耐えられない状況です。
このままプーチンの自由にさせていたら、第3次世界大戦に発展してしまうことも考えられ、
世界が協力して、なんとかプーチンを止めなければなりません。
一番はロシア内部からの大きな力が動くことなのですが、
劇画の世界だったら、ここでゴルゴ13の登場ということになります。


ウクライナではたいへんなことが起こっていますが、
今のところ日本は平和、
今年もコロナ禍ではありますが春を迎えました。
ひな祭りの日、谷戸の水辺の散歩道にツクシが顔を出していました。


土から顔を出して間もないツクシ、
うろこ状のものが胞子嚢床で、緑色の袋状のものが胞子嚢だそうです。
ツクシ誰の子スギナの子、
ツクシはトクサ科スギナの胞子茎です。


ムラサキハナナ、
去年は2月下旬に咲き出していていましたが
今年は2月が寒く、3月3日、この日が初見になります。
アブラナ科オオアラセイトウ属。
オオアラセイトウ、ショカッサイなどとも呼ばれます。


フキ(蕗)。
フキノトウからもう蕗の花に変化していました。


タンポポにも花がついていました。
ガク片が反り返っていなかったので多分ニホンタンポポです。


シロバナタンポポが開きかけていました。
関東ではシロバナタンポポはやや珍しいのですが、
毎年、この場所に数株見ます。


オオバコ科オオイヌノフグリ。
春早く、2月から花をつけていて、
今が盛り、一面を青色に染めていました。
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ペレットを吐くカワセミ君

2022-03-08 20:00:47 | 
昨日に続いて、稲城上谷戸のカワセミ君、
小さな小海老をたくさん食べ、苦しそう姿をして吐いていました。


水に飛び込んだカワセミ君、
飛び込んだ場所とは少し離れて着地しました。


美しい後姿を見せながら、
よく見ると、嘴に小海老らしきものをくわえています。


別の場面、
こちらも水に飛び込んで着岸した後、
餌取は失敗かと思いましたが、嘴の中には小さな海老がありました。
小魚もいるのですが、冬は見つからないのか、
ここのカワセミ君、こんな小海老をたくさん食べることで空腹を満たしているようです。


エビやカニの殻はキチン質、
消化が悪いので、カワセミ君、それらを胃に溜めて、塊にして吐き出します。


大きく口を開けて、懸命に吐き出そうとしています。
けっこう苦しそう、辛そうです。


口の中から紅色の大きな塊が出てきました。
こんなに大きな塊、苦しいはずです。
この塊をペリットあるいはペレットと呼びます。
猛禽類やカワセミは食べた餌の消化できない骨などを
胃の中で丸めて口から吐き出すことをします。
カワセミがじっととまって喉や内臓をひくひく動かしているのをよく見ますが、
消化と同時にペレットをつくっているようです。
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谷戸のカワセミ

2022-03-07 20:00:20 | 
上谷戸親水公園の小河川にて(3/2)。
ここはカワセミ♂が縄張りにしています。


遊歩道を歩いていると、
川をまたぐように伸びた木の枝にカワセミを見つけました。
美しい青色の背中がよく目立ちます。
下の流れに餌を探しているようです。


青色が美しく、飛ぶ宝石とも言われるカワセミ、
とりわけ、両翼の間からのぞく、背中の水色が鮮やかです。


カワセミの背部、頭部の青色は構造色によるものですが、
腹部のオレンジ色は普通に色素によるもの。


構造色は光の具合で微妙に色が変化して見え、
カワセミの青色、濃い青色から青緑色に見えます。


ここのカワセミ、ある程度は人馴れはしているようで、
近づくと逃げますが、遠くには行かず、岸辺の岩から岩へと渡ります。
そして、そこで餌を探します。


水の流れも入れて一枚。
水辺には緑色が増え、いつのまにか春の景色です。


やや流れのある地点、
カワセミの下は渓流のように写っています。

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夕刻の散歩道景色

2022-03-05 20:00:51 | 風景
2月末日の夕刻、
夕空がきれいになりそうなので散歩に出て見ました。


家を出たのが17時半、
20分ほど歩き、高台から黄昏時の東の空と尾根幹線道。
青色にうっすらと赤紫色が混じり、美しい空が見られました(17時53分)。
ホワイトバランスを白色蛍光灯にして。


西の空を見ると、夕焼けで徐々に赤味を増してきています。
西の空が見渡せる場所、歩道橋を目掛けていそいで歩を進めます。
歩道橋に上がると、ちょうどバスが上谷戸大橋へと曲がるところでした。
空も青色と紅色できれいです(18時08分)。


同じ歩道橋からカメラを少し北へ振って、
すっか灯かりの入った若葉台のマンション群と夕焼け空を(18時09分)。


帰宅をいそぎながら、今いた歩道橋と車の流れを(18時13分)。


最後にもう一つ自宅に近い歩道橋に上がって見ました。
ここからは若葉台のショピング街の灯かりと、
遠く、夕焼けの中に丹沢の山影がくっきりと臨めました(18時18分)。
冬の夕刻は短く、夕焼けの時間も短い。
見る間に夜の帳と化していきます。
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公園の雄モズ

2022-03-04 20:00:56 | 
広い公園にモズの雄、
少し飛んではいろいろな木にとまり、しばし遊んでくれました。


広々とした公園、
桜の木でしょうかモズがいました。


松の木に飛び移りました。
背部が灰色と褐色、過眼帯が黒色、雄モズです。


正面を向き、顔を右方に曲げたところで一枚。
まだ幼そうなやさしい顔をした雄モズです。


左に曲げたところも一枚。
鳥の眼は顔の左右にあるので視界がずいぶん広くなりそうです。
ただ正面を向いたとき、正面が見えるのかどうか、
こんなことを考えてしまいます。


見返りのポース。
一番絵になるポーズです。


同じモズですが、
この写真ではずいぶん細身に写り、頼りなさそうに感じます。


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柵の上のジョウビタキ

2022-03-03 20:00:48 | 
春めいてきた2月下旬の散歩道、
住宅地の川沿いの柵の上でジョウビタキ♀が遊び相手になってくれました。


やっと寒さが和らいできた散歩道。
住宅の鉄柵にジョウビタキの雌が日射しを浴びるようにとまっていました。


柵の上であちらを向いたりこちらを見たり、
春の日を楽しんでいるようです。


見返りポーズも見せてくれました。
ジョウビタキの雌が一番可愛らしく見えるポーズです。


しばらくすると川沿いの柵に飛び移りました。


背景がちょうど春色、
露出をプラスにして、春らしい雰囲気にしてみました。


ここでもあちらを向いたりこちらを見たり。
鳥にピントを合わせると
望遠レンズの圧縮効果とボケ効果でおもしろく写りました。
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雌雄アオジ

2022-03-02 20:00:28 | 
今年は散歩道で出会う小鳥が少ない。
例年はよく目にするアオジもしかり、
やっと雌雄3羽がそろいました。


2月初旬の河川敷の散歩道、
ノイバラに隠れて、アオジの雌をすぐ近くで撮影。
よく見ると、ノイバラが早くも紅色の芽吹きを見せています。


アオジ(青鵐)、
ホオジロ科ホオジロ属に分類される鳥類です。
日本では冬に平地に下り、
藪の中などで生活し、草の種などを食餌します。


草地から灌木に逃げ込んだアオジの雄、
どうにか枝被りを避けて撮れました。


雄の成鳥は頭部は緑がかった暗灰色で、
目と嘴の周りが黒いのが特徴、
アオジの名は緑がかった雄の色彩に由来します。


灌木の中にアオジの雌。
雄に比べて淡色で、全体的に黄色と褐色です。
頭部は褐色、背面は褐色の羽毛で覆われ黒い縦縞が見られます。
腹部は雌雄ともきれいな黄色です。


日本ではアオジは夏に北海道や本州中部以北で繁殖し、
冬は雪の少ない中部以西の平地や丘陵地に下り、
藪の中などで生活します。

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ルリビタキとネコヤナギ

2022-03-01 20:00:30 | 鳥と植物
2月21日、ネコヤナギが早くも花穂を出し、
そして、そのすぐ近くに元気なルリビタキを写しました。


山の傾斜地の落枝にルリビタキの姿を発見。
残念ながら青色ではなく淡褐色の個体、
雌か若い雄です。


このルリビタキ、元気、活発に動きまわり、
やっと冬芽が膨らみ出したカエデの枝にとまってくれました。


羽に少し青みがあるようなので若い雄のような気がしますが、
雌かも知れません。
もう少し、違った角度から撮り、確認したかったのですが、
すぐに傾斜地の上の方に消えてしまいました。


ルリビタキを写した近くに、
ネコヤナギが早くも白い花穂を出していました。


ネコヤナギはヤナギ科ヤナギ属の落葉低木、
雌雄異株、雌雄ともに葉の展開に先立って前年の枝に白色の花穂をつけ、
3〜4月に花を咲かせるそうです。


一つ花穂の先端が紅色が見られます。
図鑑によると、
「雄しべの先端の葯(花粉のできるところ)ははじめは紅色」とありますので、
このネコヤナギ雄株と思われます。
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