行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アカガエルとカタクリの花

2022-03-30 20:00:04 | 花,植物
稲城城山公園は武蔵野の自然林をそのまま生かしてつくられた自然公園、
遊歩道の横にはビオトープ池や野草園などがあり、
都会では珍しくなった山野草や昆虫、蛙などが観察できます。


雨が降り出した3月17日の夕刻、
図書館の裏道である遊歩道を歩いて図書館へ。
途中ビオトープ池を覗いて見ると、蛙が数匹、池の中を忙しく動き回っていました。


アカガエルです。
アカガエルにはニホンアカガエルとヤマアカガエルがいるそうですが、
そのどちらか、多分、ニホンアカガエルでしょうか。
産卵に来たようです。
池にはすでにアカガエルの卵塊と思われるものがいくつかあり、
間もなくオタマジャクシがでてきそうなものも見られました。


アカガエルは春早く、1∼3月の雨の日に、
丘陵地の林縁にある水田の溝や湿地等 の浅い止水域に産卵するとのこと。
調べて見ると、赤ぽいのが雌で、黒味のある方が雄、
雄は数匹いて争うように動き回っていました。


翌18日は雨、
晴天となった19日、
ビオトープ池を覗いて見るとアカガエルはすっかり姿を消していました。

池のすぐ近く、山の傾斜地につくられた野草園を覗いて見ると、
ミスミソウがいまが盛りとたくさんの花をきれいに開いていました。


そしてカタクリが花弁を反り返らせ咲いていました。
ここの野草園、毎年春3月になるとタクリが見られます。
今年は遅いかなと思いましたが、
急に暖かくなり一気に葉を出し、花が開いたようです。


ここのカタクリ、もとは20年ほど前に植栽されたもののようです。
少しずつ範囲を広げていますが、みんな小ぶりで広い場所に疎らに咲いています。
笹など、他の雑草がよく生える場所であり、成長しづらいのかも知れません。


咲いたばかりのカタクリの葯に蜂、
ニホンミツバチでしょうか、吸蜜していました。

コメント (1)
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