行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ペレットを吐くカワセミ君

2022-03-08 20:00:47 | 
昨日に続いて、稲城上谷戸のカワセミ君、
小さな小海老をたくさん食べ、苦しそう姿をして吐いていました。


水に飛び込んだカワセミ君、
飛び込んだ場所とは少し離れて着地しました。


美しい後姿を見せながら、
よく見ると、嘴に小海老らしきものをくわえています。


別の場面、
こちらも水に飛び込んで着岸した後、
餌取は失敗かと思いましたが、嘴の中には小さな海老がありました。
小魚もいるのですが、冬は見つからないのか、
ここのカワセミ君、こんな小海老をたくさん食べることで空腹を満たしているようです。


エビやカニの殻はキチン質、
消化が悪いので、カワセミ君、それらを胃に溜めて、塊にして吐き出します。


大きく口を開けて、懸命に吐き出そうとしています。
けっこう苦しそう、辛そうです。


口の中から紅色の大きな塊が出てきました。
こんなに大きな塊、苦しいはずです。
この塊をペリットあるいはペレットと呼びます。
猛禽類やカワセミは食べた餌の消化できない骨などを
胃の中で丸めて口から吐き出すことをします。
カワセミがじっととまって喉や内臓をひくひく動かしているのをよく見ますが、
消化と同時にペレットをつくっているようです。
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