アケビとミツバアケビの花

３月の下旬、
静岡でアケビ、自宅近くの稲城で
ミツバアケビの花を見つけました。
雌雄同株のアケビとミツバアケビ、
その雄花、雌花を観察して見ました。


東海道線の線路と道路に挟まれた緑地、
アカメガシワの木に蔓を絡ませ、
アケビが蕾をたくさんつけていました。
淡いピンク色、マユミの果実のようなのが雌花の蕾、
白色の小さいのが雄花の蕾です。


アケビ科アケビ属アケビ、
小葉５枚が平面に広がる複葉、
葉も特徴があり、美しい新緑です。


花は咲き始めたばかり、
雄花がいくつか開花していました。
あと１,２日遅ければ雌花も開花すると思われます。


アケビ科アケビ属ミツバアケビ。
その雌花、円柱状の雌蕊が複数見られます。
アケビもそうですが花弁はなく、
花弁のように見えるのはガク片、
ミツバアケビのそれは濃い赤紫色です。


ミツバアケビの雌花と雄花、
雄花も同じような赤紫色です。
雌雄同株で雌花と雄花がすぐ近くにありますが
アケビは自家受粉しずらいとのこと、
樹一本では実がつきづらいようです。


ミツバアケビの雄花、
花粉がのぞいています。


ミツバアケビの葉、
名のとおりの３枚葉、
形も色もアケビとは違いがあります。