行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

丘陵の山道にて

2024-07-19 20:00:34 | 花,植物
5月9日の丘陵の山道散歩、
野の草の花がいろいろ咲いていました。


野道にヒレハリソウ(鰭玻璃草)、
薄紫色の花をつけていました。
ムラサキ科のヨーロッパ原産の多年草、
昭和40年代に健康食品コンフリーとして大ブームとなり、
その時、畑地などに植えられたものが畑地周辺や道端などに
一部野生化して残っているようです。


道ばたの草原にアメリカフウロの淡桃色の花がたくさん咲いていました。
北アメリカ原産の帰化植物。
荒れ地などによく見られるフウロソウ科フウロソウ属の雑草です。
同属、種実の形がゲンノショウコとよく似ています。


山の畑に馬鈴薯の花が咲き出していました。
馬鈴薯こと、ジャガイモはナス科ナス属の植物です。
ナスによく似た花はけっこうきれいです。


山道にキク科ニガナの花。
以前は里山環境によく見た多年草ですが、
だんだんと見かけることが少なくなっているように思います。
黄色で5~7弁の舌状花だけの花です。


ウマノアシガタ(馬の足形)が咲き残っていました。
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草、
この草も里山環境の日当たりの良い山野に生える草本、
見る機会がずいぶん少なくなりました、
個体数が減少しています。


山道にキク科キツネアザミが咲いていました。
春田に群生していたものに比べると花色は濃色、
茎も太くしっかりしています。


草本ではなく、木本ですが、
山道のところどころにノイバラ(野茨)が花をつけていました。
黄色の葯が白い花に映えます。


ナワシロイチゴ(苗代苺)も山道に花をつけていました。
バラ科キイチゴ属、草本のように見えますが木本です。
各地に見られ、最もポピュラーといわれるなキイチゴです。
花期は5 月、短く立ち上がる枝の先に散房状に淡紅紫色の5弁花を上向きに数個つけます。
果期は6 ~7月、苗代のころに実が赤く熟します。
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