行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

オオアオイトトンボ、ホソミイトトンボ

2023-12-14 20:00:48 | 昆虫
10月初旬、
小さな池のある林縁の草原に
雌雄のオオアオイトトンボとホソミイトトンボを見つけました。


オオアオイトンボ♂1(9/30)。
林縁に草原に緑色のイトトンボ、
オオアオイトトンボを数匹見つけました。


オオアオイトトンボ♂2(9/30)。
図鑑によると発生時期は5~12月となっていますが、
毎年の記録を見ると、写しているのはいずれも8月下旬以降、
今年も9月下旬~10月初旬に数カ所で見つけました。


オオアオイトンボ♀1(9/30)。
体色は緑色、オスと大きくは違いませんが、
腹部が全体的に太く、特に尾部の産卵管付近が大きく盛り上がります。


オオアオイトンボ♀2(10/2)
池横の草原、ミズヒキの花にメスがとまっていました。


オオアオイトトンボ♂3(10/2)。
上から写したせいもありますが、
全体が青緑色に写りました。
体色に性差はないようですが、個体差、成熟度により色の変化があるようです。


オオアオイトトンボ♂4(10/14)。
林縁の草原で、大きな蚊がとなりに並んでとまっていました。


アオイトトンボと同じ草原に
ホソミイトトンボが数匹で並んで飛んでいました(10/14)。
その一匹がとまったのであわててシャツターを。
レンズは望遠マクロ、どうにかピントが合いました。


ホソミイトトンボは成虫で越冬するイトトンボ、
夏型は6~8月、越冬型は8月下旬ごろから発生し、秋は草原で過ごすようです。
越冬個体は地味な褐色ですが、
越冬を終えた春には美しい青色に変化するそうです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ナガサキアゲハ、イチモンジ... | トップ | ホシホウジャクとヒメクロホ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

昆虫」カテゴリの最新記事