行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キジムシロ、ミツバツチグリ、ヘビイチゴ

2014-04-24 20:00:27 | 花,植物
バラ科キジムシロ属の
ヘビイチゴ、ミツバツチグリ、キジムシロ、
花だけ見ると、とてもよく似ている3者です。

(キジムシロ)

なかなか見ることのなかった
キジムシロ属の本家であるキジムシロ、
近くを散歩中、
ふと足元を見ると黄色の花をたくさんつけていました。


ヘビイチゴやミツバツチグリはよく見るのですが
キジムシロは意識しては初めてです。
普通に見られるとの記載もありますが
多摩丘陵にはそれほど多くはないと思われます。


キジムシロは雉蓆、
草の中心部の葉が放射状に伸び、
その姿をキジが休むムシロに例えての名です。
この草もこのムシロでキジムシロと判りました。

(ミツバツチグリ)

小さい個体は花が一つ、二つのこともあり、
ヘビイチゴかと見逃していたと思われるミツバツチグリ(三葉土栗)、
4月中旬、多摩丘陵を注意して歩いてみると
けっこう生えていることを知りました。


その名のとおり、葉が三葉です。
そこはヘビイチゴと同じですが花が少し違います。、
ミツバツチグリはヘビイチゴに比べ花弁間の隙間が小さく、
また萼片が小さく、ヘビイチゴほど目立ちません。


ミツバツチグリとキジムシロ、
両者とも一茎に複数の花がつき、
花の形は極めて似ていて、一見区別がつきません。
しかし、葉がミツバツチグリが3枚葉に対し、
キジムシロは茎の1番上に3枚葉、
その下に2枚の葉が2~3列、
つまり、1つの茎に7~9枚の葉があります。

(ヘビイチゴ)

ヘビイチゴにもヘビイチゴとヤブヘビイチゴがあり、
ほぼ同じような場所に生育しているそうです。
これは副萼片が萼片より大きいので
ヤブヘビイチゴでしょうか。


これもヤブヘビイチゴでしょうか、
尻尾の模様がきれいな小さな蜂がとまっています。
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