行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ミヤマアカネ、トノサマバッタ、ホソミイトトンボ

2023-12-01 20:00:20 | 昆虫
9月17日の河川敷の草原にて。


河川敷の草原に成熟したミヤマアカネ♂を見つけました。
顔面も翅も紅くなり、全身が新鮮な赤色です。


9月中旬の草原にはヨモギがたくさんの蕾をつけていました。
そのヨモギの蕾にミヤマアカネがとまってくれました。
逆光下、いい具合に光玉が入りました。


翅に太い褐色帯があるのが特徴のミヤマアカネ、
成熟したオスは翅の縁紋も紅色、全身が赤色に染まります。
ミヤマ(深山)の名がありますが、河川敷など平地でも見られるミヤマアカネです。


トノサマバッタが飛んで、
蕾がたくさんのヨモギに着地しました、


トノサマバッタ、
別名ダイミョウバッタには体色が緑色のものと褐色のものがいます。
河原など開けた場所の地表によく見られます。
飛翔力が高く、警戒心も強いバッタです。


黒色の地に黄色の帯や紋のきれいな蜂を写しました。
ミカドトックリバチ秋型のようです。
夏型に比べ、秋型は黄色部が多く出ます。


草の中にイトトンボを見つけました。
調べてみるとホソミイトトンボ、やや珍しいイトトンボのようです。
腹部が細長く、左右の眼後紋がつながるのが特徴です。
越冬型と夏型の2タイプがあり、
越冬方は秋に成虫となり、そのまま越冬し翌年の春に繁殖行動を行います。
越冬時の体色は褐色ですが、オスは春になると鮮やかな青色に変色します。
夏型は初夏に登場し、オスの体色は薄い青緑色とのこと。
上写真、撮影時と体色から夏型のオスと思われます。

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