行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

サワギキョウ、ワレモコウ、タヌキマメ

2022-10-12 20:00:00 | 花と虫
長池公園の里山地区、
池横の湿地にサワギキョウ、ワレモコウそしてタヌキマメの花を写しました(8/27)。


サワギキョウ(沢桔梗)。
キキョウ科ミゾカクシ属、やや湿った場所に生える多年生山野草です。
8月から9月頃、美しい紫色の花をつけます。
全体にアルカロイドを持つ有毒植物です。


深く5裂した唇形の花を茎の上部に総状につけます。
花びらは上下2唇に分かれ、上唇は2裂し、下唇は3裂。
写真上は咲き始めのサワギキョウ、
花もおもしろい形ですが、蕾の形も変わっています。


バラ科ワレモコウ。
日当たりのよい草原などに生え、
晩夏から秋にかけて、枝分かれした枝先に円筒状の穂状花序に赤褐色の花を密につけます。


名の由来はいろいろな説があるようですが、
吾亦紅、吾木香、吾妹紅などの漢字があてられています。


花には花弁がなく、4枚の萼と4個の雄しべ、雌しべが1つあります。
花は花序の上部から咲き始め、次第に下部に向かいます。
このような咲き方の花序を有限花序と呼びます。


タヌキマメが青い花をつけていました。
土手や池の周りのような湿り気のある場所によく自生するマメ科の植物です。


花の形、褐色の毛に覆われた実ともにどこかタヌキを想像させます。
妙を得た命名です。
コメント
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