行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

白色と薄紫色のツリガネニンジン

2022-10-21 20:00:55 | 花,植物
9月初旬の丘陵道のところどころにツリガネニンジンが花をつけていました。
花色は普通薄紫色ですが、白色のものもあります。


ツリガネニンジン(釣鐘人参)。
キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草です。
花は釣鐘形で、根の形がチョウセンニンジンに似るのでこの名が付けられています。
花色は普通は薄紫色です。


上のものに比べて淡色ですが、この花も薄紫色です。
日本全国、山野、山地の草原、林縁などに広く自生するツリガネニンジンです。


花期は8 – 10月、
秋の訪れを告げる草花の一つ。
茎に数段に分かれて円錐状の花序を形成し、
輪生して下向き釣鐘形の花をつけます。


この花、白色に見えますが、
よく見ると微かに紫色があります。
ツリガネニンジンの花の薄紫色にも色の濃さがいろいろあるようです。


この花も白色と思い写しましたが、
液晶で確認して見ると、わずかに紫色がかかっています。
そして、上の花たちに比べて花冠が幅広、大きい釣鐘です。


近くに薄紫色の花があったので並べて見ました。
印象がかなり異なり、別の種のようにも思えます。
「花冠は長さ1.5〜2cmで先は5裂してやや広がり、
花柱は花冠からやや突き出て先が浅く3裂し、萼片は糸状」
両者ともツリガネニンジンの特徴であるこの記載どおり、
ツリガネニンジンのようです。


この花は白色で間違いないようです。
ツリガネニンジンの白花種はシロバナツリガネニンジンとも呼ばれ、
見かけることは少ないとの記載がありました。

コメント
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