5月末ごろから,道端,河原などに,
地を這うように伸びる肉厚の茎,葉に
小さな黄色の花がたくさん咲いているのを見ます。
マンネングサの花です。
1cmほどと小さく,草陰に隠れていたりもしますので,
野では見逃してしまいがちな草の花です。
マンネングサにもいくつかの種類があるとのことです。
どれも高温,乾燥に強く,丈夫であることが特徴であり,
屋上緑化などの環境対策植物として,
あるいは,石垣の被覆などを目的として,園芸用にも使われています。
写真上は蔓を伸して,石垣から垂れ下がり花をつけていました。
ツルマンネングサと思われます。
写真下は葉の形からメキシコマンネングサでしょうか。
温暖化が一因といわれていますが,
ここ数年,この季節になると考えられないほどの局地的な豪雨が
各地で発生し,大きな被害が出ています。
特に山間部では土砂崩れと,
水量のキャパシティの少ない小河川の急激な増水による濁流で,
人命にかかわる被害が毎年発生しています。
昨日は島根で土砂崩れ,岐阜で濁流により何人もの人命が失われ,
今見たニュースによると,今日は広島で大きな被害が発生しているようです。
コンクリートに覆われ,雨水を土が吸収することのできない都会でも,
下水道等の氾濫がこのところ頻繁に発生しています。
また,世界各地でも極端に暑かったり,寒かったりの異常気象が見られるようです。
地球の環境バランスが崩れているのは間違いない事実です。
7月の上旬,東京でも板橋区が1時間に107mlのゲリラ豪雨に見舞われました。
1時間弱で石神井川の水位が5mも上昇していくテレビ映像は
ほんとうに脅威を感じました。
視界零ゲリラ豪雨のすさまじき
地下鉄の地上に出れば大夕立