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一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

国の成り立ちと民族性、日本と韓国は真逆

2019-06-02 09:05:45 | 日記
韓国、北朝鮮という朝鮮半島国家はなぜ今のようになってしまったか。ここには国の成り立ちが大きく関係している。日本は島国国家であり、他国から支配され、属国になったことは一度もない。これに対して朝鮮半島国家、韓国と北朝鮮は第2次世界大戦後南北に分断される前から、分断国家であったという歴史がある。新羅、高句麗、百済という国家が存在し、そこでしのぎを削っていたのである。朝鮮半島そのものがそもそも分裂国家であったのだから、今更分裂云々を言っても仕方がないことだ。

何処の国でも歴史を辿れば様々な物事を抱え、そこにはほかの民族ではわからないようなことが沢山起きている。東アジアにおいても近代に至るまでに多くの戦争が起きていた。モンゴル帝国が最大の規模を誇った時代は中国をも占拠してしまった。勿論、朝鮮半島も例外ではなかった。ところが、日本は海を隔てた島国であったことから、モンゴル帝国の影響を殆んど受ける事はなかった。2回にわたる蒙古襲来にも耐え、独立国として自立してきたのである。

これに対して朝鮮半島国家は、モンゴル帝国が力を落した後、中国の漢民族が力を蓄え、朝鮮半島にもその影響が広がった。そして、漢民族は朝鮮半島を支配することになったのだ。朝鮮民族が独立をなしえなかったのは小さな半島に3つの勢力があり、協力関係を結べなかったからではないか。漢民族の力で朝鮮半島は800年にわたって支配を続けることになった。近世に入り、日本が近代化を成し遂げていく中で中国とロシアとの関係もギクシャクしてきたのである。

日本が清国と戦争をし、勝利を収め、その後のロシアとの戦争にも勝利したために、朝鮮半島は日本の統治下におかれることになった。朝鮮半島は、朝鮮民族が一致団結し、清国と戦うことができたなら、もっと違う歴史が展開していたかもしれない。朝鮮半島の3つの勢力は、最後まで協力関係を結ぶことはできなかった。そして、第2次世界大戦の結果、日本の統治を離れ、独立国として歩むことを考えていた朝鮮民族は、アメリカとソビエトの間に挟まれ、南北の分立国家になってしまった。

朝鮮半島が日本の統治を離れた時、朝鮮民族はこの時も一つの国家として歩むチャンスを放棄してしまったのだ。勿論、冷戦という非常事態の中に放り込まれてしまったことは運が悪かったとしか言えないが、そのようなことに対してでも一つの独立国になろうという指導者が現れなかったのだから、どうにもならない。資本市議と共産主義、という思想的な対立で一つの国家になれなかったのは、民族性なのではないか。そもそも、昔から一つの国家という考え方が浮かばなかったのではないか。チャンスを掴み取れない朝鮮民族は、何故そうなのか、ということを考えることができないのだろうか。
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野党政権誕生は地獄への片道切符

2019-06-01 08:58:44 | 日記
今の与党政権を批判し、打倒しようとしている人たちはどのような夢を描いているのだろうか。恐らくユートピアの世界が目の前に広がっているに違いない。しかし、夢は飽くまでも夢、現実の世界は全く異なる。夢の世界を目指していた共産主義国家、中国やロシアの姿を見てこれがユートピアだと思う人はいるだろうか。共産主義国家、社会主義国家が今やユートピアでないことは現実を見たらすぐに判りそうなものなのだが、野党の国会議員たちには現実の世界の悪いところしか見えていない。

そして、その野党を熱烈に支持している人たちもユートピアの世界を目の前に描いているだけで現実の世界を見ていない。野党の国会議員の中に、中国の奥地の農村地帯を歩いたことがあるのだろうか。どのような世界が広がっているのか、現実を見ればよく解ることが。北京や上海などの都会地だけを見て中国の繁栄が全ての土地にあると思っているのかもしれないが、現実は全く違う。中国が二重構造ではなく三重構造だということを理解していないのが今の野党だ。

そこで日本を見てみると、確かに日本もまだ二重構造が残っていることは確かだ。しかし、中国と違うのは、日本には超大金持ちと言われる人は殆んどいない。いたとしても、それは自分の力で起業し成功したごく一部の人たちだけだ。日本には中産階級が殆んどである。そこに辿れない人たちもいることは確かだが、中国とは全く異なる。極貧の世界にいる人たちも救済しなければならないが、これらの人たちも努力が必要だ。貧富の差は諸外国に比べたら日本は最小になっているはずだ。

勿論、もっと努力をして貧富の差を知事めることも必要かもしれないが、努力をしてお金を稼ぐ人たちに報いるためには多少の報酬の差はあっても良いのではないか。中国共産党幹部のような生活をしたい人は中国に行って現実を見てくることだ。共産主義国家というのが如何に矛盾しているか、よく解るはずだ。資本主義国家と共産主義国家の違いが何なのか、ということを理解しないといけない。国民が自由と人権を重んじることを大前提に考えたら、共産主義国家はあり得ない世界だ。

野党が与党を倒して一体どのような世界を描いているのか。「税金を下げる、給料を上げる、物価を下げる」というような標語を野党が出してきたら、恐らく国家は破綻してしまうだろう。国民全員が地獄行きになってしまう。国の経済はどのようにしてできているのか、を考えたら、税金を下げて給料を上げるのは極めて矛盾に満ちている。野党が良く言っている「法人税を上げればいいじゃないか」というが、法人税を上げたら、投資が減少し、利益も減少し、企業業績は悪化する。

地獄への片道切符を手にしたら、国民は奈落の底へと突き進むことになるだろう。野党が政権を執ったら旧民主党政権時代、即ち超デフレ時代の到来である。地獄の時代は絶対に再現したくないよ。
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