韓国、北朝鮮という朝鮮半島国家はなぜ今のようになってしまったか。ここには国の成り立ちが大きく関係している。日本は島国国家であり、他国から支配され、属国になったことは一度もない。これに対して朝鮮半島国家、韓国と北朝鮮は第2次世界大戦後南北に分断される前から、分断国家であったという歴史がある。新羅、高句麗、百済という国家が存在し、そこでしのぎを削っていたのである。朝鮮半島そのものがそもそも分裂国家であったのだから、今更分裂云々を言っても仕方がないことだ。
何処の国でも歴史を辿れば様々な物事を抱え、そこにはほかの民族ではわからないようなことが沢山起きている。東アジアにおいても近代に至るまでに多くの戦争が起きていた。モンゴル帝国が最大の規模を誇った時代は中国をも占拠してしまった。勿論、朝鮮半島も例外ではなかった。ところが、日本は海を隔てた島国であったことから、モンゴル帝国の影響を殆んど受ける事はなかった。2回にわたる蒙古襲来にも耐え、独立国として自立してきたのである。
これに対して朝鮮半島国家は、モンゴル帝国が力を落した後、中国の漢民族が力を蓄え、朝鮮半島にもその影響が広がった。そして、漢民族は朝鮮半島を支配することになったのだ。朝鮮民族が独立をなしえなかったのは小さな半島に3つの勢力があり、協力関係を結べなかったからではないか。漢民族の力で朝鮮半島は800年にわたって支配を続けることになった。近世に入り、日本が近代化を成し遂げていく中で中国とロシアとの関係もギクシャクしてきたのである。
日本が清国と戦争をし、勝利を収め、その後のロシアとの戦争にも勝利したために、朝鮮半島は日本の統治下におかれることになった。朝鮮半島は、朝鮮民族が一致団結し、清国と戦うことができたなら、もっと違う歴史が展開していたかもしれない。朝鮮半島の3つの勢力は、最後まで協力関係を結ぶことはできなかった。そして、第2次世界大戦の結果、日本の統治を離れ、独立国として歩むことを考えていた朝鮮民族は、アメリカとソビエトの間に挟まれ、南北の分立国家になってしまった。
朝鮮半島が日本の統治を離れた時、朝鮮民族はこの時も一つの国家として歩むチャンスを放棄してしまったのだ。勿論、冷戦という非常事態の中に放り込まれてしまったことは運が悪かったとしか言えないが、そのようなことに対してでも一つの独立国になろうという指導者が現れなかったのだから、どうにもならない。資本市議と共産主義、という思想的な対立で一つの国家になれなかったのは、民族性なのではないか。そもそも、昔から一つの国家という考え方が浮かばなかったのではないか。チャンスを掴み取れない朝鮮民族は、何故そうなのか、ということを考えることができないのだろうか。
何処の国でも歴史を辿れば様々な物事を抱え、そこにはほかの民族ではわからないようなことが沢山起きている。東アジアにおいても近代に至るまでに多くの戦争が起きていた。モンゴル帝国が最大の規模を誇った時代は中国をも占拠してしまった。勿論、朝鮮半島も例外ではなかった。ところが、日本は海を隔てた島国であったことから、モンゴル帝国の影響を殆んど受ける事はなかった。2回にわたる蒙古襲来にも耐え、独立国として自立してきたのである。
これに対して朝鮮半島国家は、モンゴル帝国が力を落した後、中国の漢民族が力を蓄え、朝鮮半島にもその影響が広がった。そして、漢民族は朝鮮半島を支配することになったのだ。朝鮮民族が独立をなしえなかったのは小さな半島に3つの勢力があり、協力関係を結べなかったからではないか。漢民族の力で朝鮮半島は800年にわたって支配を続けることになった。近世に入り、日本が近代化を成し遂げていく中で中国とロシアとの関係もギクシャクしてきたのである。
日本が清国と戦争をし、勝利を収め、その後のロシアとの戦争にも勝利したために、朝鮮半島は日本の統治下におかれることになった。朝鮮半島は、朝鮮民族が一致団結し、清国と戦うことができたなら、もっと違う歴史が展開していたかもしれない。朝鮮半島の3つの勢力は、最後まで協力関係を結ぶことはできなかった。そして、第2次世界大戦の結果、日本の統治を離れ、独立国として歩むことを考えていた朝鮮民族は、アメリカとソビエトの間に挟まれ、南北の分立国家になってしまった。
朝鮮半島が日本の統治を離れた時、朝鮮民族はこの時も一つの国家として歩むチャンスを放棄してしまったのだ。勿論、冷戦という非常事態の中に放り込まれてしまったことは運が悪かったとしか言えないが、そのようなことに対してでも一つの独立国になろうという指導者が現れなかったのだから、どうにもならない。資本市議と共産主義、という思想的な対立で一つの国家になれなかったのは、民族性なのではないか。そもそも、昔から一つの国家という考え方が浮かばなかったのではないか。チャンスを掴み取れない朝鮮民族は、何故そうなのか、ということを考えることができないのだろうか。