一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

2回の水素爆発、放射性物質の拡散は予測できた

2011-07-23 09:19:01 | 日記
福島原発で起きた1号機と3号機の水素爆発で大量の放射性物質が大気中に放出された。2回の爆発時の気象状況は今でも解る。何故、この爆発による放射性物質の拡散を予測できなかったのか。嘗て、ソ連で起きたチェルノブイリ原発の爆発事故の時に、放射性物質が大量に放出されたが、大気の流れが予測できたために、どのくらいの機関を経て世界各地に拡散されるか予測していた。日本へも数日を経ずして到達している。
今回の爆発時の気象状況ハ、気象庁で詳しく調べれば分単位で風の流れがわかるはずだ。当然、数千メートルに立ち上った放射性物質は、大気の流れに従って移動し、放射性物質は地上に降り注ぐことになる。こんなことは素人の小生でも予測が出来るもの。プロの専門家であれば、水素爆発の情報さへ入手できれば、放射性物質がどの方向へ流れ、どのくらいの時間で降り注ぐか予測できたはずだ。
今、政府は慌てふためいて、牛が食べるであろう麦わらへの放射性物質の附着が解らなかった、と云うのは余りにも不自然に見えるし、無責任だ。まさか、官公庁の縦割りのために情報の開示がなかったために解らなかったとは言わせない。水素爆発は、爆発があった事実は公表されていたはずだ。水素爆発だと思わなかった、と云うウソは今更通じない。
放射性物質の拡散は事故が起きてしまったので仕方がないとしても、それがどのようにして拡散し、何処に降り注いだかも未だにはっきりしないというのはおかしい。何故、もっと詳細に調べようとしないのか。日本には気象の専門家はいないのか。その昔、排気ガスが各地で発生したときに、何処で、どのように発生したかを突き止めていた。あの当時の技術で出来たものが今の技術で出来ないとはおかしい。もしや、政府はこのことを知っていながら隠しているのではないだろうか。情報の隠蔽を政府自身が遣っているのではないだろうか。
大気圏に吹き飛ばされた放射性物質が、何処まで拡散したのか政府は発表すべきである。火山噴火のときに噴出される粉塵がすぐに何処まで飛んで行くのか解るのだから、放射性物質が何処まで飛んでいくか解らないわけはないはずだ。大体、マスコミが全然このことを報道しないこと自体おかしな話だ。マスコミもグルになって情報隠蔽をしているのかもしれない。ここは中国ではない。日本である。情報隠蔽は中国だけの話だけではないのかもしれない。
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