中国という国は、形はしっかりしているように見えるが、中身はまるでシリア並みだ。「丹羽・中国大使の公用車襲われる 男が国旗奪う」という新聞の記事はまさに中近東にある不安定な国、シリアと同じである。他国の大使にも危害を加える中国、それを悪いと思わない中国人、そのことを報道しない中国政府。どれをとっても中国が先進国、民主主義国とは程遠い。頭でっかちなのか、何も考えない国なのか、何か矛盾だらけの国である。
中東のシリアはまさに戦争状態にある。中国は表面上は戦争状態にあるとは見えないが、中身は戦争状態である。自国に都合が悪いことはすべて排除し、あたかもそれが正しい事のように報道する。国民もそのように行動するから正しいことと間違ったことの区別がつかなくなる。国が正しいといえば正しいと思ってしまうし、国が間違っていると判断すれば間違っているとしてしまう国民だ。国が白いものを黒い、といえば黒になる国は世界中どこを見回しても殆ど見当たらない。国が国なら国民も国民である。
こんな中国という国を日本から見ていると、不思議な国に見えてくる。暴力で脅かして他人や他国を自由にさせないようにするというやり方。とても民主主義国とは思えない。法律は制定しているが、それを守ろうとする人が少ないから自然と不法行為が公然と行われてしまう。不法行為を不法行為と思わなくなる。外国から見ると中国は、勝手気ままな国だという印象が強くなる。世界第2のGDPの国になったというが、中国の奥地に旅行すると、そんな気配は殆ど見られない。2重構造、3重構造の経済が現存しているからだ。国民が自由に移動できない中国では、自由に働いている人など存在しない。すべてが国家管理のもとに動いているのである。
今回の日本の大使の車、襲撃事件、もし犯人を捕まえることが出来なければ中国はどのような言い訳をするのだろうか。ドイツ製高級乗用車が犯人の乗った車だという。ここまではっきりしている事件、犯人逮捕に踏み切れなければ、やっぱりアホな中国か、ということになる。シリアには失礼だが、シリア並み、ということだ。ウィーン条約を守れない低劣な国となる。結果が楽しみである。捕まえた犯人がどこかの浮浪者として浮上するかもしれない。でっちあげることは得意な国だからだ。そんなインチキをやるかもしれない、ということを最後に書いておく。もし的中すれば、それこそお笑いである。韓国も中国もあまりにもお粗末な国なので、最近はこの2つの国の話しか書くことがなくなった。