一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

自民党よ、過去の政権政党の時に何をしてきたか

2012-08-22 05:50:57 | 日記

自民党は今、息巻いている。しかし、嘗ての政権政党にあるときに何としてきたか。問題になっている原発、そして最も大きな問題の領土。今大きなことを言って騒いでいるが、昔のことは忘れてしまったのか、あるいは覚えていないのか。自民党の要職にある人たちは、昔のことなどお首にも出さないようだが、国民は覚えているよ。

エネルギー政策は極めて大事なこと。従って、色々な事情で原子力発電に頼ったことはある程度理解できる。しかし、東京電力を代表として、全国にある原子力発電所、本当に大丈夫なのだろうか。殆どの原子力発電所は自民党政権の時に建設され、現在に至っている。民主党政権の時に新たに建設された原子力発電所はない。この原発は、ひとたび事故になると大変な被害を及ぼす。それは福島原発の事故で証明された。今後、事故は絶対に起きないという保証はない。事故が起きないように全力で頑張っている電力会社の社員たちの努力は並大抵ではないと思う。

新しいエネルギーを求めて、様々な取り組みが行われているが、それほど簡単にはいかない。原発反対を叫んでいる人たちは、「原発を即時廃止」という言葉を安易に叫んでいるが、エネルギーは右から左に簡単に転換できない。原発反対を叫んでいる人たちは、自ら30%以上の節電をしているだろうか。自分でできることをやりもしないで、ただ反対を叫ぶだけでは説得力はない。原発廃止を叫んでいる人たちは、全員で30%以上の
節電目標を掲げて即時実施してはどうか。そのくらいの意気込みで取り組んでこそ反対者に同意する人が増加するはずだ。国民も原発に替わるエネルギーになれば、当然電力料金に跳ね返ることは覚悟すべきである。

領土問題では、長い間、自民党政権下で一体何を行ってきたのか。竹島に対しては、国際司法裁判所への提訴など一度も行っていない。今頃になって提訴の話が出るのは遅すぎる。韓国が実効支配している現状から、取り戻すのは殆ど不可能に近い。韓国と戦争でもしない限りあきらめるしかないのではないか。また尖閣諸島についても全く同じことが言える。日本が実効支配しているという姿勢を自民党はなぜ示せなかったか。この島々は日本領土である。自民党には、そのように映らなかったのかもしれない。尖閣諸島の重要性が解らなかった自民党の国会議員たちは、責任を感じていないのだろうか。長い間、ぬるま湯につかっていて、周辺の島々には関心が行かなかったのだろう。

政権政党になった時に、自民党も民主党も「国土」をどのように定義しているのか。日本はそれほど広い国土を有していない。海に囲まれていて、他国からの侵略は殆ど見られなかった。しかし、近年、中国、韓国、台湾などから周辺にある島嶼について自国の領土だと世界に発信し始めてきた。それは歴史的な根拠など殆どなく、日本が領土について曖昧な態度をとってきたからである。国土を大切にしない民族、という落款を世界から押される可能性も出てきている。国土を守るということに、お金を投入しなかった自民党政権は、天下りや外郭団体には数兆円単位でお金を投入している。このような政党に果たして政権を再び任せることができるのだろうか。民主党も大同小異である。

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