一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

食品添加物の功罪

2010-10-27 11:25:25 | 日記
食品添加物は、戦後極めて大きな発展をしてきた。添加物を使わない食品を探すほうが難しい時代である。一時、食品添加物について議論されたことはあったが、余り問題とならないうちに消えてしまった感がある。最近、赤ちゃんにミルクのアレルギーが問題になっている。昔は殆んどが母乳で育ったのであるが、最近は殆んどの母親がミルクに切り替えている。
食品添加物といってm様々なものがあることは殆んどの人が認識している。人口甘味料、防腐剤、栄養剤など多くの食品添加物が使われている。これらの添加物は法律に基づいたものしか使えないようにはなっているが、果たしてすべての添加物が本当に何も問題が無いのだろうか。例えば、外国では使用が禁止されているものでも日本では認めている添加物。或は、使用制限されているがそのまま使われている添加物。外国から輸入された食品に使われている添加物。
本来、食品には添加物が無いほうがいいのだが、防腐剤を使うことにより一定期間、腐食を防ぐことが出来る。また、人口甘味料を加えることによってよりおいしく食べることが出来る。或は、栄養剤を転嫁して中々摂取することが出来にくい栄養素を取ることができる。これらは便利な点であるが、一方で、添加物を使うことによって人間の体を様々なアレルギー体質に変えられてしまう。例え少量とはいえ、長期間にわたって添加物を体内に摂取することによる蓄積がなされてしまう。水俣病の有機水銀のように、体内に蓄積された添加物は、容易に対外に吐き出させることは難しいのではないだろうか。
戦後、生まれた多くの子供たちに、アレルギー症状が多く発生するのは食品添加物によるものが大きいのではないだろうか。化学的な根拠があるわけではないが、戦前に生まれた人にアレルギー症状を持っている人はそれほど多くはないように思える。戦後の食生活の中に食品添加物がどれほど多く使用され、それが体内に入っていって吸収されたのか。これらのことを研究した人はいないのだろうか。食品会社、医薬品会社にとっては頭の痛いところかもしれないが、この辺で食品添加物についてもっと奥深く研究すべきではないのか。国民の健康に関することなので、本来は厚生労働省がやるべきなのであろうが、今の日本のお役所では、企業と絡んでいるので難しいかもしれない。
コメント
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