MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

故郷ふくい散策~平泉寺白山神社

2015年04月14日 | 旅行記
花見スポットの越前大野城から隣の勝山市の「平泉寺白山神社」へ回り久しぶりに鬱蒼とした杉木立と苔生す境内の散策路を巡ってきました。

「白山平泉寺旧境内」は、国の史跡に指定されており、「美しい日本の歴史的風土百選」にも選ばれており、歴史的遺産としてその価値も高く見どころ一杯でした。
参道を進むと、大きな常夜灯が屋根には緑の苔が生えて樹木もしっかりと根を張っていましたが、平泉寺の象徴的な姿でした。

一の鳥居までの精進坂はなだらかな石段が続き、神々しい神の世界に入るような神聖な雰囲気を感じました。

白山信仰の修行僧が修行の道のスタート地点だったのでしょう。
道の端には、芭蕉も通ったのでしょうか、「うらやまし 浮世の北の山桜」の古い歌碑が立っており、俗世界を離れる心境のようですね・・・・

一の鳥居を過ぎてすぐ参道の左側には、「御手洗池(ミタラシイケ)」があり、創建者の泰澄大師が白山に登ろうとして開いたところで、池の傍らで祈っていた時に白山の女神が現れたそうで、この池を「平清水」・「平泉」と呼ばれるようになり、池を中心に修行僧のために宿坊や拝殿、寺院が出来て白山への「禅定道」が開かれて、平泉寺の発祥の地となったそうです。

小さな池でしたが、清水が満たされており今も女神が隠れ住んでいるような池でした。

参道を進み二の鳥居までくると、両部鳥居で扁額には「白山三所大権現」と書かれており扁額には屋根が付いている、大変珍しい鳥居ですね。神仏習合の名残だそうです。

二の鳥居の先に拝殿があり、その後ろに立つ本殿に参拝していたが、扁額には「白山妙理大権現」と書かれており、本殿の回りには貴重な龍などの彫が施されています。



拝殿の前の広場には、大きな石を積み上げた忠魂碑が建てられていますが、その由来は不明でした。

広場の苔の上には杉の葉が沢山積もっていましたが、訪れた日の週末には地域の皆さんやボランテイアが総出で落ち葉を集める境内の定例清掃日になっているそうで、瑞々しい美しさが戻ってくるようです。



境内を後にして常夜灯の前には開祖の「泰澄大師廟」がありますが、中には五輪塔が立つ隠れた名所となっており、故郷ふくい出身の偉業を振り返る機会となりました。

歴史探遊館まほろばに戻ると、周辺には「東尋坊跡」なる石碑が立っていますが、説明文によると、東尋坊という乱暴で悪名高い僧が居て現在の三国の東尋坊に突き落とされたそうです。

その周辺には、先日の雪の吹き溜まりが残っており、やはり大雪で有名な勝山ですね。
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故郷ふくい花見散策~大野矢ばなの里・勝山城

2015年04月14日 | 旅行記
天空の城と言われる人気スポットの「越前大野城」を後にして、観光案内所から進められた大野市の矢地区にあるカタクリが群生している「矢ばなの里」を訪れてきました。


カタクリの里は、以前は荒れた里山だったそうですが地域の皆さんが8年前から整備を始められて、現在は広大な3ヘクタールの山肌に約100万本のカタクリが群生しているそうで訪れた時は満開となって急斜面の山肌を薄紫色のカタクリの花が染め上げていました。


森の中に入ると可憐な小さなカタクリが一面に咲き誇っていました。
係の方の説明によると、一切人の手をを掛けずに自然のままで自生しており、近くなく離れることなく絶妙な間隔で生えており、神様が授けてくれた地区の宝物だそうです。

花畑の急階段やスロープを進みながら両側の花を眺めながら地面に俯いて咲くその姿に惚れ惚れしていました。

下から望みこむと花弁の元には星形の斑点も見られますね~

雨の日は花は閉じてしまうようでラッキーな春の陽気が一面に照らしていました。

巡回散策路は、急階段のアップ・ダウンが続きますが、多くの来訪者のカメラマンで行くてを阻まれる状況となっており、カタクリさんもポーズ取りに苦労しますね


園内には、福井の百名山「荒島岳」を望む展望台があり、先日の寒波により真白き姿を見せていました。

満開のカタクリの美しさを堪能して、「平泉寺白山神社」へと向かう途中で、田園地帯に巨大な白亜のお城があり立ち寄ってみると、「勝山城」ではなく「勝山城博物館」でした。

案内所で聞いてみると、模擬天守として約58Mの高さで周りにはお濠や城門も造られており驚きでした。
この日は入館を諦めたが、天守閣からの眺望にも興味をそそりました。
城郭の周りには、恐竜王国福井に因んで巨大な龍が彫り込まれていました。


また、先日の寒波による雪が城郭回り残雪が見られ、雪国の街である勝山ですね~


一休みの後、「平泉寺白山神社」へと向かいました【続く】
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福井さくら巡り~越前大野城

2015年04月13日 | 旅行記
故郷ふくいのサクラ巡りで3日目は、越前大野市の桜の名所である「越前大野城」「七間朝市」へ向かい向かいました。
越前大野は、ランドマークの「越前大野城」と武家屋敷が並び、町の道路は碁盤目のように整備されている北陸の小京都と呼ばれる街並みが大変風情があり人気の観光スポットとなっています。

福井から大野市の情報ターミナルである「結ステーション」に到着すると、もう一つのランドマークである時計台の「時鐘」の出迎えを受けました。
時鐘から亀山を見上げると、「天空の城」として竹田城に負けない「越前大野城」が、天空に聳える絶景が観られました。


観光ブースの結楽座の横には古木の桜がまだ五分咲きでしたが、幹周囲が6m近い幹にはびっしりと苔が生しており、観光客の撮影ポイントとなっていたようです。

この日も「七間朝市」が開かれていると聞き、結楽座から七間朝市通りへ向かいました。
七間朝市は、約400年の歴史があるそうで、七間通りには伝統の酒屋さんや味噌醸造店などが軒並べており、味噌醸造店内で買い物しながら地元の情報を聞かせてもらいましたが、親しみやすい会話が弾んでいました。

庫内にある巨大な味噌樽です。


その並びの四番通り角には、伝統の酒造元の「南部酒店」の立派な酒蔵があり、伝統が滲み出ていましたね。



この日は、野菜の収穫が少ない時期でしたので、朝市にはお店が出ている数は少なく寂しい雰囲気でしたが、地元の農家の方々が丹精込めて作られた新鮮な野菜や花などが販売されていました。


七間通りを往復して目指す亀山公園の越前大野城へ向かいます。
明倫学舎横の参道近くから遠く大野城が望めます。


柳廼神社の参道を通り社の裏口の城門から亀山へと緩やかな坂道や階段を登ります。
昨年、夏に訪れて時は頭上から顔面前に毛虫が垂れさがり驚いていましたが、この日は街中を望みながら進めることが出来ました(笑)


山頂の大野城まで約20分で城前の広場に着くと、大野城の築城者である「金森長近」の銅像が立ち、城下町を見下ろしながら来城者を迎えていました。

城郭の石垣の石積みなどにも特徴があり、興味をそそりましたが、画になる光景ですね。

天守台には、代々の城主の資料や遺品などが展示されており見どころ一杯でしたが、天守閣から大野市街地や遠方の山々の眺めも最高でした。

天守閣の西側には天狗櫓も見下ろし遠くには飯降山などの山々を望む景観が絶景でした。


下山の遊歩道から西方に望む山々も美しく全く疲れを感じさせない至福の時でした。
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福井サクラ巡り~足羽神社・足羽川ライトアップ

2015年04月12日 | 旅行記
故郷ふくいのサクラ巡りで、福井市の天然記念物である「足羽神社」のライトアップされた しだれ桜を観に夜の散策となりました。

昼の姿とは異なり白い滝が流れるような美しい姿には、宇宙の世界のようで本当に感動しましたね。

足羽神社から愛宕坂の「灯の回廊」を歩くと、足元には和ロウソク130本で石段坂が温かく照らされており、幻想的な空間が出来ていました。



愛宕坂の途中にある歌人の橘曙覧記念文学館に立ち寄ってみました。
館内には、橘曙覧が詠んだ「独楽吟」の和歌が灯りの柱に約50句が展示されており、その句は全て「たのしみは」に始まり「・・・とき」で終わっています。
特に、「朝起きでて 昨日まで 無かりし花の咲ける見るとき」の歌は、今の季節の楽しみが詠まれており、お気に入りでした。

また、曙覧の住まいを再現した「藁屋」が公開されており、その生活ぶりが覗えました。

愛宕坂を下りて花のお寺と言われる「安養寺」に立ち寄ってみました。
安養寺は、かつては一乗谷あったものを柴田勝家が福井市内の足羽に移設したそうで、境内には紅しだれ桜に包まれて「ふれ愛観音さん」や「慈祥観音」が観られましたが、夜の静けさの中でお伽の国のようでした。




帰路に、足羽川の桜橋に来ると、桜並木のトンネルが実に美しい姿を見せています。

河川敷から見上げる光景も最高でした。
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福井桜名所巡り~足羽川・足羽山・丸岡城

2015年04月11日 | 旅行記
前日、故郷ふくい入りして夜の足羽川散歩道を歩いていたが、この日は朝から足羽神社の「しだれ桜」をスタートして足羽山から足羽川、丸岡城へと巡っていました。
先ず最初に訪れたのが、足羽川と共に「桜名所100選」に選ばれている足羽神社のしだれ桜で、既に満開となっていましたが、意外と朝早くには参拝客も少なかったです。

樹齢370年、高さ12m 幅22Mの樹形はドーム状に拡がり妖艶な姿は、正に舞踊家の姿のようですね。

福井の神 継体天皇を祀る足羽神社には、福井を離れる前から忘れられない思いも残っており、境内には、色々な歴史的遺跡も残されています。
足羽神社から足羽招魂社へと散策路を昇ると、招魂社入口の展望台からは大木のコブシの花が満開となっており、その先には越前平野が望めました。

足羽川堤防に咲く桜並木も眼下に拡がっています。


招魂社境内に最近できた「足羽山デッキ」がり、カフェのデッキから眺める桜の景色も憩いの場ととして人気スポットでした。


屋上テラスからは、360度の展望が望めました。

招魂社は、福井藩士や戊辰戦争などで犠牲になった殉難者を祀っているそうですが、拝殿の前には紅しだれ桜が、開花し始めていました。

足羽山から足羽川へ降りると、桜トンネルの道をそぞろ歩きの花見客が多く見られました。

花月橋から九十九橋、桜橋、幸橋まで往復していましたが、堤防の桜道約2.2Kmと約600本の古木の姿は、さすが「桜の名所100選」と呼ばれる貫禄がありました。




足羽川の桜並木を堪能して、次の目的地の丸岡城へ。
丸岡城の桜も約400本がお城を背景に咲き誇る光景も最高でした。



丸岡城は木造のお城として日本最古のもので、天守閣に登ってみましたが、その急階段は恐さがありますね。


天守閣からの展望は、丸岡城にしか見られない光景でした。




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福井足羽川サクラ~ライトアップ

2015年04月10日 | 旅行記
関東地方の桜も満開を過ぎて桜前線が北陸から東北地方へと移動し、ふるさと福井の桜の名所を巡る旅に出かけてきました。
福井には、桜も名所100選に選ばれている「足羽川桜並木」や「足羽山公園」など数多くありますが、これまで桜の開花時期にふるさとを訪問したことがなく、初めての桜スポット巡りの旅となりました。

初日は、夕方から足羽川の幸橋から桜橋へと浜町の散歩道を歩いてみると、足元のあんどんの灯りと対岸のライトアップされた桜並木道が幻想的な空間を造りだしていました。


桜橋の橋脚もライトアップされて、手前の垂れ下がる桜の先に桜橋が浮かぶようで、期待していた景観を大きく超える世界が出来ていました。


ライトアップの光により、ソメイヨシノも色鮮やかに変化していますね。

桜橋北詰から南詰を眺める景観も別世界でした~

桜橋付近は、福井在住時のあれこれの想い出のスポットですが、懐かしい想い出が甦っていましたね~

南詰では、大木の桜が堤防から枝を河川敷へ伸ばしており、約600本と言われる桜トンネルは日本一ではないだろうか?


この日は、下流の九十九橋まで桜トンネルの往復してみたが、素晴らしいの一言でした。
ライトアップの光のマジックで色変化の演出も素敵でした。

桜橋南詰から幸橋を望む景観です


幸橋南詰の旧毛矢町には、福井藩士の「由利公正広場」が出来ており、最近中央公園から移設されたそうですが、足羽川の下流を眺めて立っていますが、「福井も変わったの~」と呼びかけているようでした。


小雨降る中でしたが、一回りしてみたが真冬のような北風が吹きつけており、翌日に期待して退散しました。
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小・中学校卒業式参列

2015年04月06日 | 地域活動
春麗かな陽気の入学式日和となり、地域の小学校、中学校の入学式が行われ地域の団体代表として参列してきました。
小学校では、小規模校ですがランドセル姿で保護者と共に学校門で記念写真を撮る微笑ましい姿が見られました。
体育館前には児童たちが育てたチューリップやパンジーがこの日に合わせたように美しい姿で新入生を迎えます。

入学式会場には、在校生が心を込めた桜の花びらで壁を飾らりつけており、楽しい雰囲気を描き出しています。

新一年生は緊張した面持ちで式に臨んでいましたが、時間が経つにつれて保護者に手を振ったり足をぶらぶらなどさすがに慣れない雰囲気に耐えるのが厳しかった様子が伺えましたね~

学校長からは、新入生に“顔で挨拶しましょう!” “いつも皆が楽しいように学び・遊びましょう!” “友達たくさん作って仲良くしましょう!”と呼びかけて、新入生は声をそろえて繰り返していました。

約1時間の緊張感が解かれて新入生にも笑顔が甦っていましたのが印象的でした。
体育館の周りには、ハートの花びらが可愛いサクラソウがお祝いの言葉を送っているようでした。


午後の中学校では、約160人の新入生がありましたが、先日小学校で送り出した顔見知りの生徒達がニコニコと笑顔を振りまいていましたが、新しい友達との明るい交流で輪を拡げて欲しいと願っています。
校長からの御言葉では、「助け」×「感謝」=「ニコニコ」であるから、「お互いさま」と「お陰さま」の心を持って新しい道を失敗を恐れず全力で頑張って欲しいとエールが送られていました。


式が終了後、「陽をさしなごむ 南の窓に 古城の丘の 緑は薫る・・・」 と校歌にも詠われている学校前の大庭城址公園に出てみると、久しぶりの春の陽を受けて満開のサクラが山のように燃え上がっていました。

前日の小雨を避けていた花見客が散り始めた桜の下で花見を楽しんでいます。



愛犬と共に花見を楽しむ家族の姿も微笑ましいですね~


園内を一回りしていると、花吹雪が続き花びらの絨毯ができていました。




ソメイヨシノの花吹雪を満喫した一日でしたが、それぞれの初めの一歩の先には明るいロードが続いて欲しいですね。
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花見散歩~大和千本桜・引地川親水公園

2015年04月06日 | まち歩き
雨の日曜日、藤沢の花見スポットは満開となっていましたが、今年の見納めと花見スポットを巡ってきました。
引地川の河岸には、親水公園や緑道公園、大和千本桜と何れも河岸に咲くソメイヨシノの美しさは格別の観があります。
引地川上流の緑道では、両岸に垂れ下がるソメイヨシノが満開となっており青空でなかったのが残念ですが、見応え充分でした。

円行公園近くのサクラは、特に枝振りがいいですね~

湘南台高校からさらに上流の大和市の「千本桜」は、川幅も狭くなり桜咲くこの時期の光景は誠に素晴らしいが、大雨時の治水対策のため護岸の拡幅工事が行われるそうで、1300mの河岸の櫻は伐採されるため約400本の桜の見納めとなります。
最上流には、紅桜やソメイヨシノ、菜の花などの多彩なコントラストが見事でしたが、この光景が消えるのは大変残念ですね~

この日は、桜まつりが行われていましたが、訪れている花見客も寂しかったですね。

小雨降る中を約20分川辺の散歩道を歩いてみましたが、両岸の桜が川を覆うようにトンネルが出来ています。

水面には、花吹雪が舞い花筏が流れていますね~


大和引地川を離れて綾瀬緑道へ向かうとこちらも見事な桜トンネルが出来ていました。

緑道から「綾瀬のハルニレ(なんじゃもんじゃの木)」に立ち寄ってみました。
樹齢350年を超えると言われる古木は、「かながわの名木百選」の天然記念物として貴重な名木ですが、太い幹は大きな空洞が出来ており、板で塞がれていました。


湘南ライフタウンに戻って小糸川の紅しだれ桜もまもなく見頃を迎えそうでした。


引地川親水公園では、広い川幅の両岸には若いソメイヨシノですが、見事な満開のサクラ道となっていました。


サクラ道のトンネルでも小雨が降っており、散歩人の姿も少なかったですね。

足元には、花びらならぬ花の輪が落ちており、これは鳥たちの仕業だそうです。


小雨の中の花見散歩でしたが、花見客も少なく見応え充分で見納めだったようです。
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ぶらり散策~曹洞宗大本山總持寺

2015年04月06日 | まち歩き
鶴見三ッ池公園の帰路に鶴見駅近くの總持寺に立ち寄ってみました。
總持寺は、故郷福井の永平寺と並ぶ曹洞宗の大本山として多くの重要文化財や有形文化財などが残されている古刹として見どころ一杯の観光スポットともなっています。

参道を進んで先ず目に留まったのが、総門の「三松関」ですが裏側みると滅多に目にしない特異な構造となっています。

総門の先には巨大な「三門」があり、コンクリート製ですが、日本一の三門だそうです。

「三門」の裏側から見ると、その巨大な造りに圧倒されますが、楼上には多くの観音像や羅漢像が納められているそうです。

三門の両側には阿吽の仁王像(金剛力士像)が立っています。


境内に入ると、「向唐門(菊の御門)」前の広場には、見事なソメイヨシノが満開の姿を披露しており、ビックリでした。總持寺も桜の名所だったんですね~

広い境内は、百間廊下で区切られており金鶏門をくぐり広い中庭に入ると、素晴らしい大屋根の「大祖堂」が目の前に拡がっています。
お堂前で花見する参拝者も見られましたね(笑)

入母屋造りの大屋根の唐破風屋根の鬼瓦には素晴らしい模様が彫り込まれています。

また、全ての巴瓦には、五七の桐紋が彫られており屋根色と共にその姿に見惚れていました。

銅製の灯籠の笠の裏側や蕨手の装飾が彫られていました。

大祖堂には、光輝く扁額や五七の桐紋が飾られており、曹洞宗の開祖である道元禅師や、総持寺を開山した瑩山禅師など歴代の禅師が祀られています。

参拝の後、案内板に従って故石原裕次郎が眠る「裕次郎のお墓」に向かいました。
お墓の場所は、目の前に鶴見女子高があり、若い女子生徒が大好きだった裕ちゃんが女子高生の声が聞こえる場所を選んだそうですね(笑)
この日もお墓の前には数人の墓参者がおられましたが、献花が絶えることはないそうです。

命日には、石原軍団も参拝に来られるそうで、また訪れてみたいと思っていますが、お墓からは「俺は 待ってるぜ~」と声が飛んできましたね~
隣には、こんなユニークな形のお墓も見られました。

裕次郎の墓周りにも素晴らしいサクラが満開となっていました。

墓地から三門前の広場に戻ると、大きな掛け声を掛けながら修行僧が境内を走り回る姿が見られました。この日は、修行僧による一斉清掃日だったようで一つ一つの作務の後は、元気な掛け声を掛け合って移動されるそうです。


三門の近くの雙眸丘には「大梵鐘」があり、大みそかには鶴見の闇に響きわたるのでしょうが、あの永平寺の鐘の音を想い出しますね。



最後に「香積台」に立ち寄って日本一の大黒様「大黒尊天」に参拝しましたが、その大きさにも驚きでしたね・・・・

別れは「おさすり大黒」さんに何回もおさすりして、福徳を授かってきました。


初の訪問で總持寺境内の散歩を楽しみましたが、故郷のあの永平寺の雰囲気とは全く異なる大寺院でしたね。
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花見散歩~鶴見三ッ池公園

2015年04月05日 | まち歩き
快晴の花見日和だった先日横浜鶴見の「三ッ池公園」に花見散歩に出かけてきました。鶴見駅からのバスで寺尾中学入口で下車して徒歩約10分で南門に到着。

「三ツ池公園」は、「日本さくら名所100選」に選ばれており、神奈川県屈指の花見スポットしても毎年多くの花見客で賑わうと聞いていたが、初めての訪問でした。
南門を入ると、水の広場には家族連れやカップルなどで賑わいを見せており、上の池端までソメイヨシノが満開となっており見事な光景でした。

入口の右側にも大木のソメイヨシノが落下傘のように大枝を拡げて鼓舞していました。

「上の池」の東側は、新緑の木々に覆われて池面に影を落とす絶景が見られました。


公園には、池周辺の散歩道と三ツ池を見下ろす丘陵コースがあり、丘陵コースからは三つの池を見下ろし遠くには川崎方面やスカイツリーも望める展望広場もあり快適コースでした。
花の広場に下りると、菜の花が満開の花壇や公園のシンボルである紅しだれ桜、緋サクラなど色鮮やかな花園となっていました。


広場に咲く寒緋桜とソメイヨシノの競演も美しく、園内には35品種、約1000本のサクラがあるそうで、その美しさを誇っていました。

丘陵コースを一回りして「中の池」端のいこいの広場から眺める景観も素晴らしいですね。


「下の池」から望む先には、豊かな樹林と東京タワーならぬ神奈川TVの「神奈川タワー」が聳えています。

水辺の広場からの光景です。


正門近くの一角には、「コリア庭園」なるものがあり、韓国との友好提携を記念して作られたそうですが、韓国の貴族庭園をモデルにしているそうです。
入口には、狛犬に代わって「ヘテ石」という神獣が境界を護っているそうです。

庭園は、前苑・前庭・主庭・後庭・後苑の五つの庭から構成されており、一回りしてみたがやはりあまりこの文化には馴染めませんね~。


丘の上の広場から三つの池を見下ろした展望も良かったですね~

パークセンターで一休みして公園を後にしたが、正門前には満開のパンジーとチュウリップの美しい共演が見られました。

初めての訪問でしたが、満開のサクラや緑豊かな自然の美しさを満喫しました。
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花見ハイキング~多摩乞田川・吉祥院

2015年04月04日 | ハイキング
「多摩よこやまの道」のハイキングから最後は乞田川のサクラ並木へ向かいました。

乞田川のサクラ並木は、多摩センター駅から約3kmに亘る「歴史と文化の散策路」の両岸に約500本の桜が咲く桜の名所となっています。
この日は、川面に長く伸びる枝の花も見事で春の陽を受けて輝いていました。

両岸から迫り出す枝が川を覆い隠すように長く伸びており、サクラトンネルが出来ていました。



上之根橋付近から下流を望む光景です


乞田川から離れて多摩の隠れた花の名所と言われる「吉祥院」へ向かいます。
先ほど訪れた「川井家のしだれ桜」の親元であり、親のしだれ桜は枯れ死したそうで、境内にもその子孫のサクラが見事な姿を披露しており、都の天然記念物に指定されていました。


また、鐘突堂の前にも見事な彩りのしだれ桜も満開でした。

境内の一角には、大黒様が微笑みの笑顔で参拝客を迎えています。

山門前には、真っ赤な頭巾やエプロンを付けて満開の桜に包まれるように微笑ましい顔の六地蔵が並んでいます。

この日も花見日和に恵まれての多摩の花見ハイクでしたが、同行のハイク仲間とパワーを分け合って楽しい爆観桜でした。
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花見ハイキング~多摩よこやまの道

2015年04月04日 | ハイキング
先日、快晴の花見日和となり元気印の旧友達と多摩の人気ハイキングコースの「多摩よこやまの道」を花見を歩いてきました。
小田急はるひ野駅をスタートして多摩丘陵の「よこやまの道」へ向かいますが、途中には里山の長閑な風景が拡がり、気分は一気に上がりました。

ハナモモの花も満開となっており、青空をバックに美しさが目立ちますね。

尾根道の「よこやまの道」に入ると、一気に視界が開けて気分爽快となります。
永山方面へ向かい桜の広場へ戻ってみると、残念ながらすでに散り始めていました。
よこやまの道は、ジョギングコースとしても人気のコースですが、この日もジョガーと行き交いました。

雑木林を抜けて昔の「瓜生黒川往還」跡を過ぎて階段を登り畑道を少し歩いて「防人・見返りの峠」に到着。
古代に国防ために九州へ旅立つ防人たちが、故郷を振り返っていたという峠ですが、万葉のロマンですね。
この日は、展望広場からは多摩方面には丹沢山系やその遥か先に富士山も臨むことができ、左方面には秩父山系も拡がっていました。
また、眼下には黄色の屋根のシルエットが美しい多摩ニュータウンの素晴らしい景観も望めます。

さらに樹林帯を進み国士舘大学を右に、左には大学の広大なグランドを望みながら歩きますが、雑木林の中に「よこやまの道」の石碑が立ち、万葉集の詠まれた「赤駒を 山野に放し 捕りかにて 多摩の横山 徒歩ゆか遣らむ」  と刻まれていますが、防人を送り出す家族の想いが目に浮かびます。

多摩市と町田市の市境の「古道五差路」、「鎌倉街道」を過ぎて階段を上り、恵泉女学園大学の桜道を通り、一本杉公園に到着。
古民家で一休みしていると、今回も可愛いチャボ一家が出迎えてくれました。子チャボは昨年秋に生まれたそうで一本杉公園のシンボルですね~

一服して公園内の桜道を歩き、スタジイの大木や南野公園を経て奥州古道に出ると、CANONグランドの前に、12体の石仏群が並んでいます。
古道に並んでいた石仏を集められたそうですが、歴史の道を実感しました。

しばし、町田市を眼下に望む光景を左に見ながら進み、東京国際カントリーのグリーンを左に見てY字橋を渡り奈良原公園に到着。
富士見ヶ丘からは、富士山も見えましたね。さらに奈良原公園の桜道は、広大な芝生広場を挟んで満開のサクラ天園が伸びていました。

園内のサクラ枝が伸びる芝生広場で一息入れていましたが、仲間達も満開のサクラを見上げながら至福の時を感じていましたね。


腰を下ろした横には、満開のラッパ水仙も色を添えて「私も見てよね~」と訴えているようでした(笑)

一休みして鶴牧公園を歩き、この日最も期待していた「川井家のしだれ桜」へ向かいます。
途中、富士山がみえる丘では、多くのハイカーが集まり360度の展望に酔いしれているようでした。


「川井家のしだれ桜」に着くと、昨年は遅すぎたのですが、今年は満開となっており、滝のように流れる枝振りは舞踊の踊りのようで実に美しい姿ですね。
桜の周りにも散策路が整備されたばかりで、最高の姿をじっくりと堪能しました。



川井家を後にして、唐木田駅の先にある「からきだの道」へ向かい、府中CCの周りの道を歩きます。階段のアップ・ダウンが続きますが、展望台や草花園などがあり趣きある散歩道です。
約2kmの散策の先に、「百本しだれ桜」広場があり、満開には少し早かったのですが、若い枝垂れ桜の共演が見られましたね。


折り返して唐木田駅から次のサクラ名所の「乞田川のサクラ道」へ向かいました。【続く】
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花見散歩~目黒不動尊・林試の森公園

2015年04月03日 | まち歩き
関東一の人気花見スポットの目黒川の桜を堪能して目黒の見どころである目黒不動へ立ち寄ってきました。
不動尊へ向かう参道途中にある「蛸やくし成就院」の境内には、お静地蔵尊石仏が並んでおり、石碑の説明文によると阿弥陀如来を中心に三体の観音像と三体の地蔵がありますが、徳川秀忠の側室であった「お静」の発願で奉納されたそうで、「お静地蔵尊」と呼ばれて、縁結び・子宝・子育・福徳・・・のご利益があるそうです(笑)

「目黒不動」は、成田不動などと共に「日本三大不動」であり、また「江戸五色不動(目黒・目白・目赤・目黄・目青)」の一つとして、東京には五色の不動尊があります。

仁王門の前には、サクラが満開となっておりこの時期限定の光景が見られました。

境内に入ると、千年以上流れているという「独鈷の滝」があり、滝の下にある池の水をかけて祈りをするとご利益があるという「水かけ不動」が立ち、家族連れの参拝客が水かけ合いをしていましたが、不動尊の顔からは「ちょっと もう少し 静かにかけてくれよ~」と怒っているようでしたね・・・

男坂の石段を上がり本堂に着くと、本堂前の広場の桜も満開となっており、花吹雪が舞い落ちていました。


本堂入り口の天井には巨大な赤提灯が吊るされており、龍の彫物や梁の模様も極彩色に彩られていました。

本堂の天井には、大きな龍画や波の画が描かれており、作者は不詳でしたが、素晴らしいアートも鑑賞できました。


本堂の裏には、露座の大日如来坐像が鎮座していますが、何故不動明王が本堂内で大日如来が露座なのでしょうか?経緯は判りませんでしたね。

本堂前の広場にある青銅製の灯籠をよく観ると、笠の裏側や蕨手の装飾、宝珠、火袋には如来像、格狭間にも江戸の飾りなどが彫られており、これ程凝った灯籠も珍しく驚きでした。

見どころ一杯の目黒不動を後にして、近くの「林試の森公園」へ向かい園内を散策してきました。
林試の森は、以前は林業試験場だったそうで、広大な園内は種々の大木や珍しい樹木が茂る森林公園となっており、周回のジョギングコースや運動広場などが整備されている健康の森となっていました。

園内を一回りしていると、桜が満開となっている大きな広場には家族連れなどのお花見を楽しむ光景がみられました。



プラタナスの広場では、巨大なスズカケノキ、アメリカスズカケノキ、モミジバスズカケノキなどが並び、まだ新葉は出ていませんが、白樺のような幹の色合いも美しく新緑の季節に訪れてみたいですね。
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花見散歩~目黒川

2015年04月02日 | まち歩き
満開となった東京の花見散歩は続きます。
千鳥ヶ淵公園から関東の花見人気ランキングで第1位となっている目黒川へ向かいました。

スタートは、池尻大橋の首都高大橋ジャンクションの屋上にある「目黒天空庭園」です。
開通して丁度2年目となりましたが、開通時に天空庭園を訪れて以来の花見時期に3回目のなります。

屋上の庭園には、ベンケイシダレや芝桜など多くの花々が咲き緑地となっていて、ベンチに腰掛けて東京スカイツリーなど素晴らしい展望が拡がっています。


天空庭園から目黒川の遊歩道に出ると、満開の桜の枝が川面に延びており橋の上から臨む光景は素晴らしいですね。

赤いアーチ橋の中の橋からは、撮影スポットとなっており多くの観光客で橋の上はカメラマンが一杯でした。

午後の陽を受けて川面に延びる枝は白く輝いていました。

遊歩道では、そぞろ歩きする花見客で大混雑となっており、速歩で進むに進めずイライラでした。

遊歩道では宴会は出来ませんが、道沿いのカフェなどは満席となっており、食べ歩きの花見客が実に多かったですね。

中目黒駅を過ぎてイーストエリアに入ると、花吹雪が舞い花筏が浮かんでいました。



目黒のさんま祭りが行われる田道広場の櫻まつり会場付近の枝ぶりも見応えありましたね~

目黒新橋から振り返ると、両岸に約800本のサクラが彩る光景はさすがに人気ランク1位の素晴らしいものでした。

目黒川を離れて目黒不動尊へと向かいますが、その途中には桜に負けまいと早くもアヤメが咲き誇っていました。

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第87回選抜高校野球大会~敦賀気比高校初優勝

2015年04月01日 | スポーツ
春の選抜校野球大会決勝戦が雨の甲子園で行われ、故郷ふくいの代表である「敦賀気比高校」の初優勝を期待して、テレビ画面に釘付けとなって応援していた。
今年は、高校野球が始まって100年となる記念の大会であり、色々な話題が報じられており、高校野球ファンとして過去の記録や話題に注目していたところ。

また、優勝候補にも注目していたが、春夏連覇に挑戦する大阪桐蔭に関東の雄である浦和学院、プロ野球注目選手が多い仙台育英などと共に、我が故郷代表の敦賀気比も昨夏もベスト4となっており、ダークホースとして候補に挙げられていたのです。

1回戦から接戦が続いていたが、候補の一つであった仙台育英に競り勝ってからはペースを掴んだようで、最大のライバル候補と目された大阪桐蔭には、100年の歴史の中で史上初の2打席連続満塁ホームランをラッキーボーイの松本選手が記録して大勝し、昨夏のリベンジを果たし、あの福井商業以来の決勝進出となっていた。

この日は朝からの雨で試合開始も2時間遅れの試合開始となり、試合展開が気になっていたが気の抜けない展開で流れが二転三転しての緊迫した運びとなって、ハラハラドキドキでした。
序盤には無死満塁の大きなチャンスを逃してしまい、歯ぎしりしながら声援を送っていた。

逆に大ピンチにもスクイズを外したりしてピンチを脱した後には、この日もラッキーボーイの松本選手が拮抗を破る決勝ホームランを打ち、念願の初優勝をもたらしてくれました。


松本選手は、あの北陸出身の松井選手を超えたのではと思える大活躍となり、今大会の最大の話題を提供してくれました。
優勝の瞬間には、母校が勝ったような感動を覚えて、思わず\(^o^)/して涙も出る程でしたね。





管理者も高校時代は、母校の応援団に所属し息子も少年野球から高校まで野球少年として甲子園を目指していたので、我が家の高校野球への想いは大きく力が入ります。
開会式でも、篠原主将が「生まれ育ったふるさとで、移り住んだところで それぞれの想いを抱きながら 見ているファンに ・・・精一杯プレーします」と誓っていたが、その想いが熱く伝わってきましたね。

表彰式では、堂々と優勝旗を抱き「夢を追いかけてきた 命が輝いて」いました。


表彰式や場内行進も堂々とした姿を感動しながら観ていたが、更なる努力で郷土の星として益々の活躍し、春夏連覇も夢ではないと期待したい。




この日は、故郷福井には気比高校の初優勝を祝うように桜の開花情報が報じられていたようです。

【挿入写真は、何れもNHKテレビ画面から】
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