MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

花見散歩~目黒不動尊・林試の森公園

2015年04月03日 | まち歩き
関東一の人気花見スポットの目黒川の桜を堪能して目黒の見どころである目黒不動へ立ち寄ってきました。
不動尊へ向かう参道途中にある「蛸やくし成就院」の境内には、お静地蔵尊石仏が並んでおり、石碑の説明文によると阿弥陀如来を中心に三体の観音像と三体の地蔵がありますが、徳川秀忠の側室であった「お静」の発願で奉納されたそうで、「お静地蔵尊」と呼ばれて、縁結び・子宝・子育・福徳・・・のご利益があるそうです(笑)

「目黒不動」は、成田不動などと共に「日本三大不動」であり、また「江戸五色不動(目黒・目白・目赤・目黄・目青)」の一つとして、東京には五色の不動尊があります。

仁王門の前には、サクラが満開となっておりこの時期限定の光景が見られました。

境内に入ると、千年以上流れているという「独鈷の滝」があり、滝の下にある池の水をかけて祈りをするとご利益があるという「水かけ不動」が立ち、家族連れの参拝客が水かけ合いをしていましたが、不動尊の顔からは「ちょっと もう少し 静かにかけてくれよ~」と怒っているようでしたね・・・

男坂の石段を上がり本堂に着くと、本堂前の広場の桜も満開となっており、花吹雪が舞い落ちていました。


本堂入り口の天井には巨大な赤提灯が吊るされており、龍の彫物や梁の模様も極彩色に彩られていました。

本堂の天井には、大きな龍画や波の画が描かれており、作者は不詳でしたが、素晴らしいアートも鑑賞できました。


本堂の裏には、露座の大日如来坐像が鎮座していますが、何故不動明王が本堂内で大日如来が露座なのでしょうか?経緯は判りませんでしたね。

本堂前の広場にある青銅製の灯籠をよく観ると、笠の裏側や蕨手の装飾、宝珠、火袋には如来像、格狭間にも江戸の飾りなどが彫られており、これ程凝った灯籠も珍しく驚きでした。

見どころ一杯の目黒不動を後にして、近くの「林試の森公園」へ向かい園内を散策してきました。
林試の森は、以前は林業試験場だったそうで、広大な園内は種々の大木や珍しい樹木が茂る森林公園となっており、周回のジョギングコースや運動広場などが整備されている健康の森となっていました。

園内を一回りしていると、桜が満開となっている大きな広場には家族連れなどのお花見を楽しむ光景がみられました。



プラタナスの広場では、巨大なスズカケノキ、アメリカスズカケノキ、モミジバスズカケノキなどが並び、まだ新葉は出ていませんが、白樺のような幹の色合いも美しく新緑の季節に訪れてみたいですね。
コメント (2)
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