東大駒場キャンパスを散策の後、近くの駒場公園から駒場野公園を散策してきました。
駒場公園は、明治時代には駒場農学校があった跡地で、農学校が現在の本郷地区に移転し、本郷地区にあった旧加賀藩主の前田侯爵邸と交換して移住されて、現在も前田侯爵駒場本邸だった洋館と和館が保存されて、国の重要文化財に指定され、歴史ある緑の公園となっています。
公園の南門を入った広場の一角には、本郷邸宅にあった前田家の霊社が移設されて、祖霊社として保存され、石灯籠も見られ、前田家の史跡となっています。
草はら広場には、大木の樹木が聳え立つ光景が見られ、広場の横には、旧前田家本邸の洋館の豪華な景観が見られます。
洋館のエントランスの外観も石造りの壁やとんがり屋根塔など素晴らしい景観が見られます。
洋館の北側には、本邸の和館では、和風の門や塀に囲まれた洋館とは対照的な景観が見られます。
駒場公園の東門を出た駒場野公園へ向かう通りには、英国風の素晴らしい近代的な建築も見られます。
駒場公園近くの駒場野公園では、駒場地域は台地だった松林が茂る自然の原野の鷹狩り場だったところで、現在も自然豊かな公園となっています。
表門を入ったエリアには、原野を利用して駒場農学校が開校し、近代農業の総合的教育・研究の場として利用されたようで、当時農学校の教師だったドイツのケルネル氏が活躍されたことから農学発祥の地「ケルネル田んぼ」と名付けられ、現在も当時の面影を感じられる記念碑などが設置されています。
園内の広場では、現在も多くの樹木の森林公園となって、憩いの広場となっています。
駒場エリアの歴史や旧前田家本邸の建物、東大キャンパスなどの景観に魅せられた散策でした。
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