この日は、丸の内の東京会館で元会社のOB会が行われたので、丸の内仲通り周辺をぶらりと散策してみました。
先月もベンチアート展を見ながら散策していたが、常に時代をリードする情報が発信されており、ウインドーショッピングも楽しいところですね。
仲通りには、随所にベンチアートや著名人の彫刻作品が並んでおり、芸術の秋にはぴったりの街歩きを楽しめました。
新丸ビルの裏には、ベンチアートの芦田愛菜や松井秀樹や坂本竜馬の実像や「路上の楽隊」が見られましたが、仲通りを歩いているとファッションやアートが溢れており、丁度ガーデニングショーも始まったばかりで、四季折々の花が町中を彩っていました。
三菱一号館のブリックスエリアの憩いの広場では、せせらぎの小路のベンチにふくよかな銅像が憩を取っていました。
この後、東京会館へ向かい会場に入ると 懐かしい勝手の同僚や先輩諸氏と久しぶりに再会し、現役時の苦楽を共にした話に花が咲いていた。
東京会館は、創立90年を迎える歴史的建造物として館内には記念の作品が陳列されていましたが、旧本館ロビーにあった大時計をモチーフとして、90年間会館の歴史を刻んできた時計を全て砂糖で作られていました。
会場からは、皇居二重橋を望む眺望も素晴らしく、懇談会が終わっても去りがたい魅力を感じていました。
会場を後にして馬場先濠を散策してみましたが、國の重要文化財に指定されている「明治生命館」がひと際目立ち、その窓や柱の形や重厚な造りには、しばし釘付けになる魅力があります。
さらに、和田倉門へ進み東京海上日動ビル前には、福を呼ぶと言われて「くぐりえびす」をくぐってみたが、何とか無事くぐることが出来ましたが、えびす大黒様からほほ笑みを与えられました
その先には、銀行協会ビルが赤レンガ壁の異様な姿を見せていますが、こちらも約100年の歴史のあるレトロな建造物として外壁だけ保存されており、スケッチポイントとして先日も描いていた魅力があります。
永代通りまで来ると、超近代的ビルが建設中でしたが、旧日本興業銀行跡地に建てられているみずほコーポレート銀行ビルでしたが、高層ビルの下部は突きだした異様な構造となっており、壁面は周囲のビルの窓が映されており、思わず「こりゃ~何だ・・・」ビックリするデザインとなっています。
丸の内界隈は、「一丁ロンドン」と言われる歴史的な西洋建築が残されている一方で、近代的な建築物が立ち並び、復原された「東京駅」を中心に、益々目が離せないアーテステイックな街と街となっており、いつ来ても楽しめる街を実感しました。
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