飛鳥山公園を花見散歩した後、東京都の名園の旧古河庭園を散策してきました。
旧古河庭園へ向かう本郷通りでは、満開の桜が咲く桜道の素晴らしい光景が見られ心弾んで歩んでいました。
旧古河庭園は、旧古河財閥の大正時代に築いた本邸が保存されていて、本邸は現在、大谷美術館となっていますが、英国人建築家のコンドル氏が設計された石造りの洋館で、国の重要文化財に指定された豪華な景観が見られます。
洋館の斜面下の洋風庭園には、テラス式のバラ園となっていて、まだバラの花は咲いていませんが、洋風の建築と融合した異国情緒溢れた景観が創られています。
斜面下の広い低地には、心字池の周りに大きな樹林や桜などが植えられ、石積みの渓谷などが保存された日本庭園となっていて、洋風庭園とは異なる景観が見られます。
心字池周辺では、雪見灯籠や築山、茶室、滝が流れる風情豊かな日本庭園の独特の景観が見られます。
広い日本庭園を一回りして、丘の上の展望台付近の広場には、枝垂れ桜が咲き、展望テラスからは、低地の日本庭園が望める絶景が望めるお休み処となっています。
和と洋が調和した大正・明治時代の貴族文化を象徴する庭園に感動していました。