カクレマショウ

やっぴBLOG

硫黄島とIWOJIMA─「父親たちの星条旗」その1

2006-11-08 | └歴史映画
クリント・イーストウッド監督による「硫黄島」2部作の第1作目です。太平洋戦争の最大激戦地の一つ、硫黄島の戦いを、日米両国側の視点から描き分けるという、なかなか興味深い試みです。 硫黄島。改めて地図で探してみると、東京から約1000kmのところに位置しています。東京から船で25時間半かかる小笠原諸島・父島からさらに200kmほど南下したところにあります。面積22平方キロ。かつては住民もいたのですが . . . 本文を読む

美しく無言のメッセージ。「ワールド・プロセッサー」

2006-11-06 | ■環境/科学
「ワールド・プロセッサー」とは、ドイツ生まれで米国在住のアーティスト、インゴ・ギュンター氏の作品。キャンバスは、直径30センチ大の地球儀。自然、環境、人口、健康、貧富といった人類が抱える様々な問題をテーマとした108個の様々な地球の姿が描かれています。 知り合いから教えてもらって、サイトを開いてみると、108個の色とりどりの地球儀がずらりと並んでいました。実にきれいです。クリックしてみると、すべ . . . 本文を読む

「ロード・オブ・ウォー」─死の商人になりきれるのか。

2006-11-05 | ■映画
昨年公開ですが、映画館で見逃していたため、DVDで鑑賞。セリフにビビっとくるものがいくつかあったので、こういう映画はDVDで何度も見直すのがいいのかもしれないと思いました。 原題は“Lord of War”。「戦争の王」ですね。武器商人ユーリー・オルロフの物語です。彼自身は実在の人物ではありませんが、5人くらいの実在の武器商人をモデルにしているのだそうです。映画の中で、リベリアの大統領が主人公の . . . 本文を読む

『レ・ミゼラブル』覚え書き(その27)

2006-11-03 | └『レ・ミゼラブル』
第三部 マリユス 第二編 大市民(岩波文庫第2巻p.401~p.417) 世界史など必修科目の未履修問題で、政府は補修の時間を最大50時間まで引き下げることを決定しました。50時間の「受験に関係のない世界史」。そのうち何時間分の題材として『レ・ミゼラブル』を取り上げるのも、決して意味のないことではない…と私は思うんです。 『レ・ミゼラブル』後半の主要人物、マリユス。彼の登場までもう少しユゴーは . . . 本文を読む

大阪起業家列伝

2006-11-02 | └キャリア教育
商工会議所がキャリア教育に取り組む例が全国で増えていますが、その中でも最先端を行くのが大阪商工会議所です。 県レベルでのキャリア教育の推進構想やプランを探している時、「大阪におけるキャリア教育推進プラン」という資料を見つけました。驚いたのは、プランの作成者に「大阪商工会議所」の文字があったことです。普通、こういうプランって、教育委員会が作るものですから。商工会議所が作るキャリア教育推進プランなん . . . 本文を読む