カクレマショウ

やっぴBLOG

初心に還る。素人でも。

2010-02-16 | ■野球/バファローズ/スポーツ
残念ながら日本チームは出場していませんが、バンクーバー五輪、アイスホッケーの試合を見られるのを楽しみにしています。

男子の予選リーグは明日からですが、女子は既に始まっています。8チームが出場している女子は米国、カナダの2強がやはり圧倒的な強さを誇る。米国─中国は12-1、カナダ─スロヴァキア戦にいたっては18-0という、オリンピックとは思えないような大差。日本も世界ランキングは8位なのですが、アジア最終予選で9位の中国に敗れて出場ならず。日本チームがもし出ていたとしても、同じようなスコアだったかもしれませんね。女子は見ていても、まだまだ力の差が歴然としています。

男子は、長野五輪からNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)のプロ選手が出場するようになり、となると、やはり米国・カナダが強い。オリンピックにプロ選手が出るって、本来のオリンピック精神から言えばあり得ないことですが、世界最大のスポーツの祭典、オリンピックで、世界最高のプレーを見たいという気持ちには勝てませんね。

ちなみに、男子はアジア勢は出ていません。アイスホッケーはやっぱり基本的な「体の大きさ」がものをいう競技だなあと思いますね。

今日は、私も素人アイスホッケーの試合がありました。バンクーバーの女子カナダ、米国並みに結構な大差で勝つことができました。私自身は、今日は第1ピリオドでちょっとがんばりすぎて(1ゴールも決めた!)、第2ピリオドはへとへとでした。第3ピリオドは何とか持ち直したものの、気持ちと裏腹に、脚がついていかないいつもの状態。

チャンスにゴールできなかったのが、4~5回ほどありました。なんであの状況でシュートを決められないのか!と、試合が終わってからも悔やしくて仕方がない。比べるのも気が引けますが、今日のスピードスケート男子500mで銀・銅メダルをそれぞれ獲得した長島選手、加藤選手も、そんな「悔しさ」を感じていたのかも…。なんて、ちょっと思いました。

自分のシュート力の弱さは、ひとえに、ふだんの練習不足の一言に尽きるわけですけどね。それでも、チームのみんなは、シュートを外すたびに「惜しい!」と声をかけてくれます。私なんか、そういう励ましに支えられてアイスホッケーを続けているようなものです。

それにしても、20年以上前ですが、アイスホッケーを始めた頃には、みんなド素人で、「ゴールを1本決める」ことが最高の喜びだったものです。もちろん今でもゴールはうれしいし、得点すればチームも盛り上がるのですが、あの頃ほどの「やったーー!!!」感はないかもしれません。当時は、誰がどんな形でシュートを決めても自分のことのように喜んだし、今度は自分ももっと練習して、ゴールしてやる、という気持ちにもなったものでした。今は、なんか、よっぽど華麗なゴールでも見せられないと、あれほどの盛り上がりを見ることはないような気がします。今日は大量得点したので、余計そんなことを思ったのかもしれませんが…。

でも、「慣れ」って、こわいですね。いつまでも新鮮な気持ちや情熱を持ち続けるのはむずかしい。「初心に還る」という常套句、確かに気が利いた言葉ですね。プロでも素人でも、同じように使えますし!

「悔しさをバネに…」なんていう言葉より、よっぽど含蓄のある言葉だと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿