上手下手は別として、何かを作ったり組み立てたりするのが、子どもの頃からとても好きでした。プラモデルはもちろん、本を見ながらおもちゃや船を作ってみたり、学研から出ていた「マイキット」を買ってもらって電子回路で遊んだり。また、自分にはとても真似のできない職人たちの技をテレビや実際の現場で見たりすることは、今でも好きですね。
組み立てるのが好き、ということは、裏を返せば分解してみるのも好き、ということですね。中はいったいどうなっているんだろう?という誘惑に勝てず、分解してみては元に戻せずじまいになってしまったおもちゃや電化製品…。その数は両手では足りないでしょう。そういう時は、「やっぱりプロじゃなきゃこういうのは作れないんだなあ」というごく当たり前のことをつぶやいて、あきらめることにしていました。
そういう意味では、私は本来「理工系」だったのかもしれません。私はけっこう「ものづくり派」なのです。しかし、実際に選んだ「進路」は、世界史が学べる「文系」でした。
リクルート社の雑誌『キャリアガイダンス』No.17の特集は、「理工系離れ」がテーマです。例えば、2006年の「工学部」の志望者数は、1992年に比べて半分以下に過ぎないのだとか。理工系全体の中でも、工学部を志望する人の割合は大きく低下しています。
こうした「工学部離れ」の理由の一つとして、かつて日本の経済成長を支えた「製造業」が若者にとって魅力のないものになっていることが挙げられていますが、今では「工学部→製造業」というもっともポピュラーなルートさえ、頭の中で結びつかないものになっているようです。
例えば、例として挙げられているのが携帯電話。日進月歩の技術革新が顕著なこの商品でさえ、「それを作ってみたい」という発想がなかなか生まれないのだと言います。確かに、携帯に限らず、現代の多くの「電化製品」は、中を開けてみたとしても、コンピュータチップが入っているだけでおもしろみがないとも言えますが…。どうやって動いているの?という疑問は、「コンピュータが入っているからだよ」という簡単な答えで解決してしまうのです。
なんかツマラナイなーと私なんかは思うのですが、コンピュータの発達で「手作業で組み立てる」というプロセスは確実に減少しているでしょう。「組み立てる」のに必要なのはモニターとマウス。それでも「ものづくり」と言えるのかな?と思いますけどね。
もちろん、この国の理工系分野ではこれからも「ものづくり」がメインであり続けることは間違いないところで、とりわけ、「ロボット」の製造では日本は今のところ世界一と言われています。ロボットこそ、機械工学や電子工学、制御工学など理工系の「粋」を集めた、ものづくりの花形と言っていいのかもしれません。
ところで、私は「ものづくり」が好きでしたが、だからといって理工系を進路として選択したわけではありません。もし高校時代に、理工系の学部やそのあとの進路、職業選択に関する情報が豊富に得られていたとしたら、今頃ロボットづくりができていたかもしれません。もちろんそれは可能性の話でしかないわけですが、少なくとも、「キャリアガイダンス」誌にも書いてあるとおり、高校生にはもう少しそういった情報がもっと与えられていいと思います。単なる「イメージ」で進路を選択すること、そしてそのために後悔することなど、決してあってはならないことだと思うからです。
組み立てるのが好き、ということは、裏を返せば分解してみるのも好き、ということですね。中はいったいどうなっているんだろう?という誘惑に勝てず、分解してみては元に戻せずじまいになってしまったおもちゃや電化製品…。その数は両手では足りないでしょう。そういう時は、「やっぱりプロじゃなきゃこういうのは作れないんだなあ」というごく当たり前のことをつぶやいて、あきらめることにしていました。
そういう意味では、私は本来「理工系」だったのかもしれません。私はけっこう「ものづくり派」なのです。しかし、実際に選んだ「進路」は、世界史が学べる「文系」でした。
リクルート社の雑誌『キャリアガイダンス』No.17の特集は、「理工系離れ」がテーマです。例えば、2006年の「工学部」の志望者数は、1992年に比べて半分以下に過ぎないのだとか。理工系全体の中でも、工学部を志望する人の割合は大きく低下しています。
こうした「工学部離れ」の理由の一つとして、かつて日本の経済成長を支えた「製造業」が若者にとって魅力のないものになっていることが挙げられていますが、今では「工学部→製造業」というもっともポピュラーなルートさえ、頭の中で結びつかないものになっているようです。
例えば、例として挙げられているのが携帯電話。日進月歩の技術革新が顕著なこの商品でさえ、「それを作ってみたい」という発想がなかなか生まれないのだと言います。確かに、携帯に限らず、現代の多くの「電化製品」は、中を開けてみたとしても、コンピュータチップが入っているだけでおもしろみがないとも言えますが…。どうやって動いているの?という疑問は、「コンピュータが入っているからだよ」という簡単な答えで解決してしまうのです。
なんかツマラナイなーと私なんかは思うのですが、コンピュータの発達で「手作業で組み立てる」というプロセスは確実に減少しているでしょう。「組み立てる」のに必要なのはモニターとマウス。それでも「ものづくり」と言えるのかな?と思いますけどね。
もちろん、この国の理工系分野ではこれからも「ものづくり」がメインであり続けることは間違いないところで、とりわけ、「ロボット」の製造では日本は今のところ世界一と言われています。ロボットこそ、機械工学や電子工学、制御工学など理工系の「粋」を集めた、ものづくりの花形と言っていいのかもしれません。
ところで、私は「ものづくり」が好きでしたが、だからといって理工系を進路として選択したわけではありません。もし高校時代に、理工系の学部やそのあとの進路、職業選択に関する情報が豊富に得られていたとしたら、今頃ロボットづくりができていたかもしれません。もちろんそれは可能性の話でしかないわけですが、少なくとも、「キャリアガイダンス」誌にも書いてあるとおり、高校生にはもう少しそういった情報がもっと与えられていいと思います。単なる「イメージ」で進路を選択すること、そしてそのために後悔することなど、決してあってはならないことだと思うからです。
私の携帯とネットニュースサイトで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。
紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/mobile77777/archives/50997340.html
です。
これからもよろしくお願いいたします^^