今日から青森ねぶたが始まりました。
つらつら眺めていると、それぞれのねぶたは、いろいろな人が自分の役割をきちんとこなして初めて成り立つんだなと改めて思う。
先頭に立って進行を指揮する運営責任者、先導役の提灯持ち、「前ねぶた」を引く人、囃子方の太鼓、笛、手振り鉦(てぶりがね)、ラッセラーラッセラーと掛け声でハネトを盛り上げる人、ハネトのスペースをロープで仕切る人、もちろんハネト、「ねぶた」本体の動きを支持する人、それに従ってねぶたを動かしたり旋回させたりする曳き手…。1台のねぶたには、実の多くの人たちの手がかかっています。
どの役割にしろ、ねぶたが好きでたまらないいわゆる「ねぶたバカ」の皆さんはすぐにそれと分かります。待ちに待ったねぶたにハジけてますから。体が勝手に動いてますから。だけどよく観察してみると、そういう人だけがねぶたの運行に関わっているわけではなく、仕方なさそうに自分の役割をこなしている人もいるようで、それはそれで社会の縮図かも、と思ったり。まあ、いろいろな「縁」とか「しがらみ」で引っ張り出されている人も少なくないのかもしれません。今のねぶたはほとんど「企業ねぶた」なので、会社の「業務」みたいなものだったり、学校行事として駆り出されている学生や子どもたちもいることでしょう。
でも、見ていてもう一つ思ったのは、ねぶたに関わっているすべての人が、そこにいる意味があるということ。望む望まないにかかわらず、そこにいた全員が自分の役割をきちんとこなしているから、ねぶたは動き、見ている人たちに感動を与えることができる。もちろん、モチベーションの差はあるけれど、少なくとも、一人一人が、意味のある歯車。歯車のどれか一つが欠けても、きっとうまく回らない。
私たちの社会もきっとねぶたの運行と同じ。それぞれの歯車、つまり「持ち味」がうまく噛み合った時にこそ、うまく回っていけるのですね。大人でも、自分の持ち味が何かを知らない人も多いけれど、子どもたちから、自分の持ち味とか、どんな歯車に向いているのかとか、そんなことを引き出してあげるのがきっとキャリア教育なのだと思います。
つらつら眺めていると、それぞれのねぶたは、いろいろな人が自分の役割をきちんとこなして初めて成り立つんだなと改めて思う。
先頭に立って進行を指揮する運営責任者、先導役の提灯持ち、「前ねぶた」を引く人、囃子方の太鼓、笛、手振り鉦(てぶりがね)、ラッセラーラッセラーと掛け声でハネトを盛り上げる人、ハネトのスペースをロープで仕切る人、もちろんハネト、「ねぶた」本体の動きを支持する人、それに従ってねぶたを動かしたり旋回させたりする曳き手…。1台のねぶたには、実の多くの人たちの手がかかっています。
どの役割にしろ、ねぶたが好きでたまらないいわゆる「ねぶたバカ」の皆さんはすぐにそれと分かります。待ちに待ったねぶたにハジけてますから。体が勝手に動いてますから。だけどよく観察してみると、そういう人だけがねぶたの運行に関わっているわけではなく、仕方なさそうに自分の役割をこなしている人もいるようで、それはそれで社会の縮図かも、と思ったり。まあ、いろいろな「縁」とか「しがらみ」で引っ張り出されている人も少なくないのかもしれません。今のねぶたはほとんど「企業ねぶた」なので、会社の「業務」みたいなものだったり、学校行事として駆り出されている学生や子どもたちもいることでしょう。
でも、見ていてもう一つ思ったのは、ねぶたに関わっているすべての人が、そこにいる意味があるということ。望む望まないにかかわらず、そこにいた全員が自分の役割をきちんとこなしているから、ねぶたは動き、見ている人たちに感動を与えることができる。もちろん、モチベーションの差はあるけれど、少なくとも、一人一人が、意味のある歯車。歯車のどれか一つが欠けても、きっとうまく回らない。
私たちの社会もきっとねぶたの運行と同じ。それぞれの歯車、つまり「持ち味」がうまく噛み合った時にこそ、うまく回っていけるのですね。大人でも、自分の持ち味が何かを知らない人も多いけれど、子どもたちから、自分の持ち味とか、どんな歯車に向いているのかとか、そんなことを引き出してあげるのがきっとキャリア教育なのだと思います。
トルコのワイン農家へ一人旅!
そっちの方がよっぽどすごいキャリア教育じゃないですか!
いや、さすがですねー。エジプトの経験といい、今回の経験といい、将来がますます楽しみです。