カクレマショウ

やっぴBLOG

除雪と排雪

2005-01-12 | ■青森県
雪は終日降りやまず、青森市の11日午後3時現在の積雪113cmとなりました。道路の除排雪が追いつかないため、通勤にいつもの倍以上の時間がかかっています。

対面2車線の道路は、両側に山のように積み上げられた雪のためほとんど1.5車線となり、ところによっては1車線となっているため、車どうしのすれ違いが極めて困難な状況になっています。雪道&吹雪のためのスピードダウンに加えて、こんな交通障害が渋滞に拍車をかけているというわけです。

道路沿いに2mから3mもの雪の山が積み上げられているのは、クルマが通れるように車道の雪を脇に寄せている(つまり「除雪」)からですが、この雪の山を移動して雪捨て場や海に捨てる作業が「排雪」となります。除雪は、市役所が業者に委託して毎日行われていますが、排雪は見たところそれほど頻繁に行われていないようです。いくら除雪だけしても、排雪作業が伴わない限り、クルマや人の交通障害を解消することにはなりません。クルマはまだいい方なのかも知れません。住宅や商店の前の歩道はともかく、「何もない」道路の歩道は完全に雪山状態です。歩行者は仕方ないから車道を歩く、それがまた危険を呼びます。

雪の多い年には、一冬に2~3回くらいの割合で「一斉除排雪」が行われます。15年ほど前に「NHK特集」でこの「一斉除排雪」が取り上げられたことがありましたが、番組のタイトルにもなっていたように、一晩で5億円ものお金がかかるそうです。その夜には、何百台ものトラック、ショベルカー、除雪車が駆り出され、市内中の雪山を撤去していきます。それだけに、きれいに排雪された次の日にまた大雪が降ったのでは元も子もありませんから、「いつ一斉除排雪をするか」については、タイミングを十分見計らって行われるようです。

素人ながら、既にそのタイミングに来ているとは思うのですが、今夜もその気配はありません。やれやれ、明日も早起きしなきゃ。

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