標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

トルコ ⅢⅩⅠ  スーパーマーケット

2010年03月08日 | 

昨日から未明にかけての雪は、やみましたが開き始めた梅も雪の下に隠れてしまいました。



最近よく、このヤマボウシの木に停まる小鳥も今日は寒そう。



さてトルコです。
砦の入り口から、中に入ってみますと



床屋さんもありますし(日本の床屋さんも今でもこんな状景なのでしょうか?)



お目当てのスーパーもありました。
海外へ出た時、時間があれば必ずスーパーへ立ち寄ることにしています。
その土地の生活ぶりが解ります。
今回は、ようやく、1時間ほどのフリータイムができ、始めてのスーパー視察です。



店頭には、日本にあるのや、ないのやら豊富な野菜が並んでいます。



大きな大きなキャベツです。手の大きさと比べてください。



食料品も豊富です。



このコーナーで、セサミペーストや、ジャム、チョコペースト(トルコのチョコはゴディヴァなど世界中で有名なブランドの材料になっています。)など、朝食のパンにつけるものをゲット。



棚に並ぶものを写したかったのですが、トルコの人は、すぐに、モデルになりたがります。
いちばん奥の店員さんまでもが、手を振っています。
写しに行ってあげればよかったかなぁ。。。

眉の左右付いている人が、今トルコで問題になっている東トルコのクルド人
クルド人は中東の先住民族ですが、独立した国を持たない最も大きな民族です。
トルコの他に、イラン、イラク、ドイツなどにも住み1990年8月 湾岸戦争勃発時には、大量のクルド人難民が発生しました。
世界中でクルド難民を受け入れているのは、トルコだけで、それゆえに起きている問題がいろいろあるそうです。
数が増えてくると、難民としての立場より、さまざまな権利の主張が出てくるようです。
現在、クルド人問題はEU加盟を目指すトルコにとって大きな障害になっています。



日本でも最近こんな問題が起きています。

★ 在日クルド人が強制退去処分取り消し求め提訴
                                     2010年2月3日

名古屋市在住のイラン国籍クルド人兄妹が3日、難民審査参与員が「特別の配慮が相当」と意見を出したにもかかわらず強制退去処分を下したのは違法だとして、名古屋入国管理局に処分取り消しと200万円の賠償を求め、名古屋地裁に提訴した。
20代前半の兄妹は、反政府組織の活動を支援した父親が危害を受ける恐れがあるとし、2000年に両親とともにイランから来日した。両親は難民認定を認められず、異議申し立てを行ったが、2006年に在留資格を認めない決定がなされた。ただ兄妹に関しては、法相が諮問した難民審査参与員が配慮が必要との意見を表明。以後兄妹は在留特別許可を求めていたが、2009年秋に2人は強制退去処分を受けた。兄弟は現在、ともに日本の大学に通う。

毎日新聞
産経新聞