12日、歩いて旅する会の方々と「北国街道」を歩いてきた。
今回は松本駅を出発するなり、リーダーから「今朝、茹でたトウモロコシです」と、まだアツアツの甘くて柔らかいトウモロコシが配られました。
ごちそうさま!
9時半、前回の最終地点、野尻湖町営駐車場でバスを降りると、左に黒姫山(下)、右に昨年途中まで登った妙高山(上)がきれいに見えた。
恒例の体操をした後、妙高山に向かいスノーシェードを2ヶ所通過し、関川宿へと向かいます。
街道沿いには、ネムノキ、アジサイが満開。
どこの家にも植わっているというくらい紫陽花が咲いていた。
10時25分、私たちの「北国街道ウォーキング」も長野県から、いよいよ新潟県へ入ります。
☆関川宿
下は、関川の関所へ通じる「長寿橋」
長寿橋を渡ると、「きんさん、ぎんさんの像」があります。
1998年106歳の時にいらしたようで、館内にサインと手形が飾られています。
関川関所跡の「道の歴史館」を見学。
皆、消火栓が高いのにびっくり。
豪雪時に、埋まらない高さとのこと。
15年4月16日の追分宿から、月一で北国街道を関川宿までやってきました。高田まで行く予定です。
下図によると、新潟県の北国街道では今日の位置が一番高く、これから高田に向かい下って行くということでしょうか?
関川の関所
出女が取りしまわれた時代、男装の疑いのある女性の検問をしているところ。
見学が済んだところで、会手配のお弁当で早お昼。
「yakkoさん、可愛いキノコがあるので写して」との声がかかりました。
小さなちいさな赤いキノコが、沢山出ています。
☆田切宿
天神森の国の天然記念物「下町天神社の大杉」
目通り 8,2m、樹高28,78m、推定樹齢 1,000年。
所々、補強がしてあります。
スキー神社。(←クリック)
子供用ゲレンデのような斜面に鎮座。
会の最高齢者、木曽から参加の女性が代表して(?)、お参り。
とてもお元気で、足取りも軽く歩かれています。ニックネームは「姫」
前回は、大型バス一台の参加者に木曽の粽を作ってきてくださいました。
祠には、ご紋の代わりにスキー板が祀られています。
豪雪地帯のせいでしょうか、ほとんどの家が3階建て。
玄関が2階にあり、屋根の傾斜は、雪が道路側に落ちないようになっているようです。
車いす生活の方は、どう外出するのでしょう。
自然の中で咲く「ハナイカダ」(上)を初めて見ました。
下は桐の実。
メンバーのお話では、桐の木は成長が早く、娘が生まれると桐の木を植え嫁ぐときに桐ダンスにする時代があったとか。
曲がった木が出たときは、根元から切るとすぐにヒコバエが出るそうで、それをまっすぐな木に育てれば間に合ったそうです。
ネジバナと久し振りで見たど根性草。
たわわに実るプラムとクルミ。
プラムおいしそうですね。収穫なさらないようで下に沢山落ちていました。お味見したかったです・・。