さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【読書録】60代から頭がよくなる本

2020-06-03 21:58:37 | 読書録

高島 徹治 著/興陽館

この本の著者は53歳から資格試験に連続合格して、90を超える資格を持っているという。

かつ82歳でこの本を書いている。

この本は大変読みやすいのだが、文体が読みやすいだけでなく、この方の頭がとても整理されているのを感じる。なるほどこの方ならバンバン資格を取れてしまうだろう・・と思えてしまうほどに。

もう50代半ばの私にとって、やはり勇気づけられるのは、「短期記憶を保持している海馬にある歯状回という部位では、年齢に関係なく神経細胞が次々と生まれている」という話だな。別の本で、脳は年をとっても鍛えられるという話を読んで感銘を受けたが、この本でもアプローチや表現は違うが、結論は同じ。この白髪まじり頭もまだまだ捨てたもんじゃないということだ。

本書の勧める「脳を活性化させる習慣」はアルツハイマー型認知症やうつ病の予防にも効果があるとのこと。

実際、提唱されていることの半分は、私も実際にやっていることで(毎日メモを取る・口角を上げる運動等)、そりゃそうだ・・とうなづけることが多いのであるが、そんな私でも、「うすうすわかっちゃいるが出来ていない」頭の痛いこともある。

主に、食事、睡眠、運動に関することだな。

寝る前3時間の過ごし方・・3時間前から重いものを食べない、2時間前からLEDを避けて間接照明で、1時間前からはテレビやパソコンを見ない・・・・う~ん、この時刻にブログを書いていること自体、だめぜよ。

食生活としては、夕食で糖質をとらないようにすること・・まぁそうだよな・・脳のためだけじゃなく、この肥大化した体全体のために、かつコロナ対策のためにも、それは心がけた方がよいことなのであるが・・・

そして運動。最近また膝の調子が悪いし、コロナ対策でストレッチ専門店も休みっぱなしで。

ただ、ここでの救いは、長時間の有酸素運動は必要以上の活性酸素を発生させ、脳疲労につながるとのこと。本書の勧める脳のための運動はあくまでも汗をかかない程度の10分程度の楽な運動なのだ。・・それなら私でもできるかな。寝る前のベット上足ストレッチを再開しなくっちゃ。

もしくは週1~2回程度の筋トレもよいようだ。脳のためには、有酸素運動よりも筋トレだそうだ。あくまでも楽にできる範囲とのこと。

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