さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

映画「戦華 バトル・オブ・ムーラン」を見て

2024-09-06 23:50:40 | 映画・番組等、各種鑑賞録

子供の頃から知っている木蘭の話。ずっと憧れていた。それは中国の人も同じらしい。ディズニーのムーラン以外にもムーランを取り上げた映画は中国にはたくさんあるようだ。この映画もそんな映画の一つ。

柔然(モンゴル系遊牧民国家)に攻められる北魏。その北魏の村では一家あたり一人ずつ成人男性が徴兵されるが、ムーランの家では成人男性は足腰もおぼつかない高齢の父親しかいない。ムーランは夜中に父親になりすまして家を出、兵役に向かう。

で、ムーランが女性であることは、戦役が終わるまでバレないのが古い言い伝えであるが、本映画では、徐々にバレ、4人がムーランが女性であることを知ることになる。

当時、兵役中に女性であることがバレると斬首の刑に処せられることになっていた・・という設定。

しかし誰も、武芸にすぐれ、人間としても魅力あるムーランを死に追いやることなどできない。

特に将軍は、悶々と悩む。

この将軍を演ずるのはリー・マオという役者で、キュート系のイケメン。将軍なのにあまり強そうではないのだが・・・ムーランを気にし、地位を超えた友情さえ感じ、女性だと分かった時も、逆に自分が追い詰められ、彼女の力を頼りにせざるを得なくなった時などの表情が見事で、とてもキュンとくる演技だった。

ということで、主役のムーランも良かったけれど、将軍がとっても素敵で大満足な私であった。

 


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