実家に帰っている間にぜひ行ってみたいと思っていたところを、母と一緒に散歩してきた。
まずは、畠山重忠公遺烈碑。私の育った家からは遠いが、今の両親宅からは比較的近い。
私の育った二俣川は、正直、畠山重忠公の戦死ぐらいしか、歴史の教科書に登場しないところである。
石碑は明治時代に有志によって建てられたものだそうだが、表が漢文、裏が和文になっている。
脇のお地蔵様も、裏に重忠公の文字があり、供養のために建てられたものであろう。
付近は万騎が原と言われる。もともと「牧が原」だったのだが、北条勢数万騎がこの辺に陣を構えたので、「万騎が原」となったという話は、鎌倉殿の13人でも紹介されていたな。小さい頃、2〜3回は遊びに行ったことがあるはずの万騎が原中学校。当時、マキ中などと呼んでいたが、だだっ広いグランドしか私の記憶にない。50年も経てば、入口は多少モダンになるだろう。
万騎が原中学校の裏側はずいぶんな高低差がある。私の生まれ育ったところは、このように起伏があるところが多いので、どこを見ても懐かしい気分になる。
途中にあった珍しいオブジェにもカメラを向けてみる。
足を伸ばして、大池公園へ。
子供の頃、花見や遠足などでよく来た大池公園だが、ここも北条勢の炊き出しの水として使われていたのだなぁ。
のんびりと鴨が泳ぐ。
綺麗に整備されていて、思い思いに散歩に来ている人も多い。
犬の散歩に来ている人とも行き交う。
天気が良いので全てのものが美しく見える。空気も美味しくて、とても楽しい散歩になった。