
3本線ノート術
橋本和彦 著 フォレスト出版
【おすすめ度】★★★★☆
引き続き、メモが上手に取れない自分のために、読んでみたのがこの本。
先日読んだ「100円ノート「超」メモ術」は、すばやく書き取って、それを後々まで使える資産として活用できるように上手く分類・整理する方法だが、この「3本線ノート術」はじっくり考えて思考を整理するのに便利かな・・・もちろん両立は可能だと思うが、3本線ノート術をA6判でやるとちょっとキツイかなと思った(サイズの指定はないが、B4判あたりがいいのではないかと)。
自分なりの整理としては、会社の仕事は「3本線ノート術」でやり、雑学も含めた日々の自己啓発は「3本線」の考え方を取り入れた、「100円ノート「超」メモ術」でやろうかな・・・などと、思っている。
☆ ☆ ☆
この「3本線ノート術」は、やや耳の痛い、ショッキングな内容で始まる。
大人になってからの仕事や勉強で思うように成果を上げられないのは、子供の頃についた勉強の悪い癖が残っているから。
出来る子と出来ない子の勉強の仕方に歴然とした違いがある・・・出来る子は出来なかったところを出来るようにするように解き直しをちゃんとやっている・・・。
う~ん、耳が痛いなあ。ついつい出来ない問題をすっとばしてしまい、理解するのを避けてしまう癖は意外に多くの人が持っているという。あ~あ、音楽の練習だったら、出来ないところを徹底的に練習するように努力しとるんだけどな・・・。
・・というのはともかく、難問にぶち当たったら、問題を細分化し、あとこれが分かったら解けるとも言うべき「プレ解答」をストックしておくと、他の問題を片付けた後に解けるようになっていることがある・・・というのは確かに仕事上でも、色々経験している話ではある。要は、問題を整理して、一気に解決に至らないまでも、プレ解答を作る努力をすることが、最終的に問題解決につながるという考え方は、明日にでも使えそうなやり方だなあ。
3本線ノート術の3本の線を具体的にどこに引くのかについては、この本の表紙に載っているが、ノートを見開きで使い、左ページにTの字、右ページに縦線を引くのである。
たとえば、左ページには、Tの上部にタイトル、Tの左側に日付や期限などを入れ、Tの右側に大きなスペースを取って、トラブルの事象であったり、議事の内容であったりを記入する。おそらくノートを見開きでなく1ページ毎につかっていると、多分そこで終わってしまうのだ。
そうでなく、問題をより噛み砕いていくために、右側のページを使う。右ページの左半分には、トラブルの各要素別の原因とか、自分なりのまとめとか意見を書き込む、右半分には対応策とか、今後に向けた課題、深い考察などを書いていく。前述のプレ解答は右ページに書くイメージだろうか。
当然右ページは余白が多くなるだろうが、今後に向けた流れを整理できると思う。試みに今会社で使っているノートに3本線を引いて仕事をしてみた。A4ノートを1ページずつ使っていた時にくらべて、より頭がクリアになってるような気がするなあ。仕事内容によってどのサイズのノートがいいかは変わるだろうが、自分の今の状況だとA4見開きだと大きすぎるような気がするので、今度B5見開きでやってみようかなあ。
橋本和彦 著 フォレスト出版
【おすすめ度】★★★★☆
引き続き、メモが上手に取れない自分のために、読んでみたのがこの本。
先日読んだ「100円ノート「超」メモ術」は、すばやく書き取って、それを後々まで使える資産として活用できるように上手く分類・整理する方法だが、この「3本線ノート術」はじっくり考えて思考を整理するのに便利かな・・・もちろん両立は可能だと思うが、3本線ノート術をA6判でやるとちょっとキツイかなと思った(サイズの指定はないが、B4判あたりがいいのではないかと)。
自分なりの整理としては、会社の仕事は「3本線ノート術」でやり、雑学も含めた日々の自己啓発は「3本線」の考え方を取り入れた、「100円ノート「超」メモ術」でやろうかな・・・などと、思っている。
☆ ☆ ☆
この「3本線ノート術」は、やや耳の痛い、ショッキングな内容で始まる。
大人になってからの仕事や勉強で思うように成果を上げられないのは、子供の頃についた勉強の悪い癖が残っているから。
出来る子と出来ない子の勉強の仕方に歴然とした違いがある・・・出来る子は出来なかったところを出来るようにするように解き直しをちゃんとやっている・・・。
う~ん、耳が痛いなあ。ついつい出来ない問題をすっとばしてしまい、理解するのを避けてしまう癖は意外に多くの人が持っているという。あ~あ、音楽の練習だったら、出来ないところを徹底的に練習するように努力しとるんだけどな・・・。
・・というのはともかく、難問にぶち当たったら、問題を細分化し、あとこれが分かったら解けるとも言うべき「プレ解答」をストックしておくと、他の問題を片付けた後に解けるようになっていることがある・・・というのは確かに仕事上でも、色々経験している話ではある。要は、問題を整理して、一気に解決に至らないまでも、プレ解答を作る努力をすることが、最終的に問題解決につながるという考え方は、明日にでも使えそうなやり方だなあ。
3本線ノート術の3本の線を具体的にどこに引くのかについては、この本の表紙に載っているが、ノートを見開きで使い、左ページにTの字、右ページに縦線を引くのである。
たとえば、左ページには、Tの上部にタイトル、Tの左側に日付や期限などを入れ、Tの右側に大きなスペースを取って、トラブルの事象であったり、議事の内容であったりを記入する。おそらくノートを見開きでなく1ページ毎につかっていると、多分そこで終わってしまうのだ。
そうでなく、問題をより噛み砕いていくために、右側のページを使う。右ページの左半分には、トラブルの各要素別の原因とか、自分なりのまとめとか意見を書き込む、右半分には対応策とか、今後に向けた課題、深い考察などを書いていく。前述のプレ解答は右ページに書くイメージだろうか。
当然右ページは余白が多くなるだろうが、今後に向けた流れを整理できると思う。試みに今会社で使っているノートに3本線を引いて仕事をしてみた。A4ノートを1ページずつ使っていた時にくらべて、より頭がクリアになってるような気がするなあ。仕事内容によってどのサイズのノートがいいかは変わるだろうが、自分の今の状況だとA4見開きだと大きすぎるような気がするので、今度B5見開きでやってみようかなあ。