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さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【読書録】花のれん

2025-03-26 23:04:07 | 読書録

山崎豊子/新潮文庫

本作は本当に面白かった。

主人公のモデルは、吉本興業の創始者・吉本せい。

商売センスもやる気もない夫と死別後、女手一つ・・いや、がま口というあだ名の有能なサポート役と二人三脚で寄席を経営し、商売を成長させていく姿は読んでいて小気味よい。

良い噺家を得るために便所に隠れて、通りかかるのを待っていたり、風呂屋で金貸しの背中を流したり・・そんな苦労までする反面、金をかけるべきところにはドンとかける。私には絶対できない芸当である。

ただ昨年の朝ドラのブギウギを見た人間としては、笠置シヅ子が登場してくれなかったのはちょっと寂しいかも。まぁ、吉本せいはあくまでもモデルであって、吉本せいさんの伝記ではないですから。

しかし、大阪でのものの言い方とか、私には馴染みがないだけに、そういうところも含めて興味深かった。

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