絵画展を経験してみて、人が描き込まれている絵とそうでない絵では、圧倒的に人が描き込まれている絵の前でお客様の足が止まることを感じた。
だが人物画は難しい。横を向いていて、しかも髪で顔が隠れている絵なら・・と思って描いてみたのだが、やはり難しいねぇ。
絵画教室で描いていい感じだったのを、家に持って帰ってきたら、顎のあたりが黒くなってしまっていて慌てて色々テコ入れしてみた。本当に、ちょっとした直しで雰囲気が変わっていくのを如実に体感。
毎回は難しいので、毎月1回は人物を描けたらいいなぁ。
絵画展を経験してみて、人が描き込まれている絵とそうでない絵では、圧倒的に人が描き込まれている絵の前でお客様の足が止まることを感じた。
だが人物画は難しい。横を向いていて、しかも髪で顔が隠れている絵なら・・と思って描いてみたのだが、やはり難しいねぇ。
絵画教室で描いていい感じだったのを、家に持って帰ってきたら、顎のあたりが黒くなってしまっていて慌てて色々テコ入れしてみた。本当に、ちょっとした直しで雰囲気が変わっていくのを如実に体感。
毎回は難しいので、毎月1回は人物を描けたらいいなぁ。
先日の絵画展を経験し、以下のことを教訓して得た。
今度の土曜日の都合が悪いので、今日の非出勤日を使って、絵画教室の振替レッスン。
4月第一週はお教室主催の絵画展があるので、そこに出品する2点を額に入れ、名前や題名をつけて提出。ハガキ絵も何点か提出。昨年の4月下旬に通い始めてから、一年足らずで随分描いたな。
残った時間でハイデルベルクの街並みを描いてみた。細かく描くと破滅しそうなので、ざっくりと雑に描いてみた。先生から受けた指導は
・雑に描いても遠方の細かい突起や人などを描き込む
・背景の山の稜線はぼかす。
・川面の陰はやや赤みを帯びさせる。
・近景は雑に描いても、細筆でところどころ屋根の角の部分や頂上等に濃いめの色でアクセントを入れる。
・背の高い教会の色が濃すぎるので少し絵の具を水で溶かして薄くする。等
他の生徒さんからは、構図がよいと褒められた。
その生徒さんの描かれたベネチアの風景は先日私の描いたゴンドラ&運河の何倍も芸術的で素晴らしい。
たまに別の時間のクラスに行くと、新しい作風に触れることができて刺激になる。
初めて憧れのドイツに行ったのに、添乗員さんがろくに説明してくれなくて、なんかの紙を棒読みしてるだけでねぇ。おまけに帰りの飛行機に乗る時は、迎えのガイドさんも来なくて・・ホテルの人の勧めにしたがって自分たちでバスの運転手さんに頼んで空港へ行ったことで、無事帰って来れたようなもので。
そうしたおかげで、一人旅参加の私も、友達が出来たし、今も繋がっていたりする。
説明が曖昧だったから、この旅行中に見たものはなんとなく漠然としてるんだけど、先日ふとハイデルベルク城のことを思い出して描いてみようと思ったわけよ。当時の私は、なんだ外側しか残っていないんじゃん・・・とがっかりしたけど、今から考えると、古びた外壁の雰囲気はとっても味があるねぇ。
色々反省点はある絵だけど、古い建物の味は出せたと思うよ。
30年位前に撮った真っ黒な写真の照度を調節したものをベースに、ヴェネツィアの運河を進むゴンドラを描いてみた。なんで真っ暗かというと、フラッシュをたくと漕ぎ手の視界がおかしくなるので怒られるから。それ以外にも、乗っている人で一緒に写真を撮ろうとして動いたら怒られて・・・。ガイドさんが事前に説明してくれていたら怒られずに済んだのに・・・。
という暗い思い出のあるゴンドラ体験。狭い建物の隙間を縫って進む体験はなかなかのスリル。真っ黒になってしまった写真をスマホに取り込んで、アプリで補正してみたら鮮やかに船の形が出てきたのであった。
個人的にはもう少し濃淡を出せれば良かったのだが、一緒のクラスで描いていた人達からは好評の仕上がりだった。
今年1月3日に行った、寒い三溪園の入口近くから見た景色を描いてみました。
結構バランス良く描けたんじゃないのかな。
木は花も葉も何もないのに、なんとなく赤っぽく見えるところや、寒さ丸っこくなったカモたちが池の船の周りにじっとしている様子なんかが表現できたんじゃないのかな。遠くにちょっと頭が見える塔がいいね。
私の最近の土曜日の過ごし方は、朝7時〜9時まで隣駅の鶴ヶ峰のカラオケまねきねこで朝食を食べつつトランペットとヴァイオリンと歌を練習し、そこから二俣川に戻って、絵画教室に誰よりも早く入り、水彩色年筆で新しい絵の下書きをし、他のみんなが入ってくる頃、下絵が完成して色を塗り始める・・・広い面積を占める部分の色の乾く間に別の絵の下絵をはじめ、乾いたら元の絵に戻って描く。こうして12時過ぎまでに最低1つの絵はほぼ完成の状態まで持っていく。
そして、駅へ行き、トランペットと絵の道具をコインロッカーに預け、ホームの上でおにぎりなどを食べつつ、JR直通を待ち、武蔵小杉で乗り換え、市川へ行って声楽レッスンを受ける。その後、平井のカラオケBOXで1時間練習した後、バイオリン教室へ行き、そのあとオケの練習で本八幡へ。オケ練が終わって家に帰れるのは23時頃だったりする。その間、お腹が空いたら大体ホームの上で軽食をとっている。
こんな生活いつまで続けられるのかと思うくらいハードだけれど、続けられているのは絵画教室で絵が上手く行った時の充実感である。まるで座禅のように集中して絵を描き、出来上がったところで得られる爽快感はたとえようもない。
ただ、水彩画は、教室で見た時の印象と、家に帰ってきたあとで見た印象と少し違うことがあるのである。しっかり乾燥したところで、思ったより色が薄くなって、下にあるものが浮き出てきたり、絵の具の輪染みのようなものができていたり、なんか粗が見えてくるのである。そこでさらに手を入れたり、入れなかったり。あまり手を入れすぎるのはよくない(だんだん粗削りの時の勢いがなくなっていくから)と師匠から言われているが。。。
この絵は、そういう意味ではずいぶん気になって、帰ってきてから手を入れたなぁ。それが良かった部分とそうでもない部分が混在。師匠から指摘を受けたのは、最初左手の位置より前に赤いスカートをチラッと出した方が良いと言われて出したのと、窓の右側の枠線を一部ぼかしたのと、それくらい。暗闇をバックに人がいる場合、黒と人肌の境目の処理がちょっと大変だったな。乾いてくると黒い縁取りが見えてくるので、そこを見えないようにするのが、意外に大変だったかな。
やっぱり人物は難しい。特に外国人は。少女というよりもレディになってしまったかな。
今日のお教室では、コロナ禍前に行ってきたスイスのベルンの風景を描いてみた。
ちょっと赤いバスがおデブになってしまった。
建物をなるべく雑ながらもらしく描く・・・窓を同じように描かずに変化をつける・・というのはうまく行ったような気がする。
先生から指導されたのは、道路をもっと濃く描くこと。
青空がちょっと見えるくらいの曇りの日だったので、道路の色を元写真より濃くしたら暗くなるんじゃないかと思ってなかなか手が出せなかったのだけど、結果として、絵がキリッと締まってよかったと思う。
三溪園の臨春閣を描いてみた。
個人的には、まだまだ描きたりない気分だったのだが、師匠が、いいねぇ・・・もう、そこらへんで手を入れないで・・と言ってくださって・・・。でもちょと入れちゃったけど。
先日行ったモネ展なんか見ると、これよりもっと雑に描いている絵は沢山あった。
でも実際の景色を見て、写真も撮っている私からすると、どこらへんまで描き込むのが良いのか、まだまだ頃合いが分からないのであった。
写真と同じようにするなら、別に写真でいいじゃんという話になり、もっと雑にささっと描いて、絵ならではの味を出す方向を目指してはいる私。
まだまだ勉強中。
日本民家園にあった、民家の脇のすすきの穂が輝いていて美しかったので、それを描いてみた。
本当は左側の民家をはっきり描いていたのだが、私がこの風景を時刻を変えて2回撮っており、そのうちの1回の光線を浴びてボケボケの写真の方が芸術的だということになり、思いっきり左の民家をぼかすことに。また垣根も描いてたのだが、邪魔だと言われて消すことに。。。
ここを描こうと思ったのはススキが美しかった体が、パレットから絵の具を筆で取って書こうとすると、あまりしっかり描けなくて困った。今回教わったのは、白絵の具のチューブに筆を直接くっつけ、穂の部分に太めに絵の具を付けてから、筆のお尻とか鉛筆で載せた白絵の具に谷間を作って、穂が枝分かれしている様子を表現すること。
狙い通り、光を浴びたススキの美しい小径の絵になった。
正月に三溪園で見た、中のよい鴨のカップルを書いてみた。
最初、水面を、ウルトラマリンと茶色を混色した、青みを帯びた灰色で、紙の白地を残しながら描いていたが、それだと鴨が目立たないということで、水面に薄いビリジャンを被せることになった。
確かにそうすると水に深みができ、鴨がより浮き出て見えるようになった。紫やピンクなどもところどころに入れてみたら、かなり躍動感のある絵になった。
写真のとおり描く発想だと、水面にビリジャン(緑)を薄く被せるなんていう発想出てこないし、勇気がいる。指示されなくてもできるようになる日はなかなか来ないなぁ。